まず最初に、「アビス・ウォーカー」を最後まで書き切ることができ、
ホッとしています。
書き始めるとキャラクターたちにも愛着が湧くもので、
アルビンやミールたちをトゥルーエンドへと導くことができてよかったです。
多くの人に読んでもらい、評価される作品…とはいきませんでしたが、
最後まで楽しく書くことができ、個人的には満足しています。
そして、最後まで読んでいただいたみなさん、
Twitterなどで宣伝を手伝ってくれたみなさん、
この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
さて、ここからは反省点を上げていきます。
・世界観や設定をちゃんと伝えられたか
自分の書いた小説を読み返してみて、果たして自分の考えている世界観が
読者に伝わっているのかどうか…正直、自信を持って伝わったとは言えない
部分もあります。
自分で考えたことなので、当然自分の中では完全に理解しているのですが…
人に伝えるという難しさを痛感しております。
もっと文章力、表現力、構成力を磨く必要があると感じました。
・ボリュームの少なさ
書き始める前は、一般的なコンテストの応募条件などにあった
「10万文字」という条件は、軽くクリアできるボリュームが
このストーリーにはあると考えていました。
しかし、書き方の問題などもあるのでしょうが、
6万文字に及ばない程度の文字数でストーリーが完結してしまいました。
これは全く予想外で、今後はもっとボリュームのあるストーリーを考える必要が
あると感じました。
・書くペースが速すぎた
私は「アビス・ウォーカー」を書く前に、
あらかじめ世界観、設定、ストーリー展開をかなりかっちりと考えて
おきました。
後はそれに沿って書くだけなので、一度も詰まることなく6万文字弱
書き続けることができました。
しかしそのせいか…やや駆け足で駆け抜けるような展開になってしまった感が
あります。
途中で文字数が少なく終わることに気付いた後も、
その後の展開、またはすでに書き終わった話と矛盾しないよう修正することが
できませんでした。
今後はもう少しストーリー展開などにゆとりを持たせ、時間をかけて書く
必要があると感じています。
それでは、しばらく次に書く作品の構想を練りたいと思います。
また新しい作品を書き始めた際には、読んでいただければ幸いです。