『サルディスの離宮』に☆ありがとうございます。
だいぶ前に書いた話ですが、こうして反応をいただけたりするとありがたいなぁとしみじみ思います。個人的にもけっこう気に入っている話なので。
以下、今更の説明。
この話、クトゥルフのタグ入れてるんですが、私がC・A・スミス好きィなので、ゾシークものとかハイパーボリア(ロートルなので、ヒューペルボレアーと読んでしまいがち)ものを意識しています。タニス・リーも好きなので、お題的にも相性いいんじゃないかと思い、雰囲気を「ぽく」しました。タニス・リーの作品に『パラディスの秘録』というシリーズがありまして、そういう意味でもパロディかつパスティーシュかと思います。
で、クトゥルフ。普通に有名どころの神格でもよかったんですが、そういやクトゥルフってギリシャ神話の影響もあるんだっけと思い、ああいう感じになりました。ちなみに鼠と烏と狼は光明神であるアポロンの御使です。アポロンは疫神でもあります(太陽神は後付けの権能)。
こーゆう切り口もアリかなと書いてみたら、思ったよりウィアードテールズ風味になった次第。