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ちょっとだけ修正

極東平安邪神譚の設定年(長徳四年、西暦だと998年)ですが、この時流行ったのって、ただの疱瘡《もがさ》じゃなくて、赤もがさ(いわゆる麻疹)です。ヤバい、こんな基本的な書き間違いを……とほほ。その前に流行ったのが痘瘡(天然痘)です。平安時代というのは、貴族全盛の平和ボケした時代のイメージがありますが、しばしば疫病や天災に悩まされる時代でもありました。
で、最近何かと話題の麻疹ですが、医療が進んでいない昔だと、痘瘡は容貌を損ね、麻疹は命に係わるというくらいでした。それはもう死者数も半端ないです。
長生きした人もいますが、やっぱり短命な人の方が多い時代です。だからこその浄土信仰なのでしょうが。

随分と昔に文庫で買って読んだ田辺聖子先生の『むかし・あけぼの』を読み直し、あー、やっぱ面白いなあと感じているのですが、自宅で見つからず、結局ブクオフで買い直したという……。

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