アニメのオープニング妄想をするという話を先日しましたけど、おそらくそのサビにあたる部分はこれだなという絵があって、それがこのチーズ転がし祭のシーンです。
ほかにもダンスタンの高速キャベツつつきとか、マルチ商法魔女集団とか、例のささやきDV王は外せませんね。
あいかわらずのラフ画ですが、チーズをわりとまじめに描いたのと(転がり落ちる表現でボケちゃいましたけど)、あとジェイデンが剣帯を取っているとこと、「男とはおろかな生きもの……」って言うダンスタンの顔が見どころか。
チーズ転がし祭の話は自分のなかでなにかツボにはまってしまい、絵を想像して無限に笑いながら書いたんでした。
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「……そもそも、チーズ転がしってなに? なんで転がすの??」
「男とはおろかな生きものなのだよ、友よ」
隣でひとりごとを聞いていたダンスタンが、深くよくとおる声でつぶやいた。「巨大な車輪状チーズがあれば坂から転がしてみたい、それを走っていって追いかけたい、という欲望をおさえることができないのだ」
「おろかねぇ」スーリは賛同のうなずきを送った。
「また祭は男女別にわかれており、女性は年一回、男性は年三回、チーズを転がして追いかけることができるのだが」
「へえー」
「その理由は、『男は女の三倍バカだから』と言われている」
「おろかねぇ」
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