以前からお読みの方はご存じだと思うんですが、シリーズの各巻タイトルをわりとしょっちゅう変えています。変更したことがないのは3と4かな? でも、3はいずれ変えたいな~と思ってます。「約束の王国」ちょっと漠然としていますよね。
「そんなコロコロ変えて、タイトルにこだわりはないんかい」と言われそうですが、これが、ないんだな……。その時々で一生懸命考えてはいますが、どれも100点という感じじゃないです。
で、5部のタイトルをちょっと変えました。といっても、
(変更前)「凍土ゆくプシュケ」
(変更後)「薄明をゆくプシュケ」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889979628なので、今回はほとんど違わないんですけど。
夏の話なのに構想時のイメージで「凍土」とかにしちゃって、「ああ~」って思っていたんでした。恋愛面がマジ凍土なので……とか言い訳はできたかもしれませんが……
「薄明(ブルーモーメント)」がわりとキーワードでしたので、そっちに変更しました。
「プシュケ」は、一般にギリシャ神話に出てくる人間の女性で、ラテン語表記ではPsychologyの語源にもなっています。神である夫クピド(エロス)の愛を取り戻すために試練に奔走するというのが、今回のお話に合っているような気がしたのでした。(ファンタジー世界観とはちょっと合わないかも)