• 異世界ファンタジー
  • 恋愛

リアナ:元気がないときは甘えたい

スターバウの領地についてから、不調が続いているリアナ。普段の調子が出ず、フィルを不安にさせています。そんな慰霊祭の当日。

4. きっと、何者でもない二人なら
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889979628/episodes/1177354054890848126

単なる疲れなのか、それとも……? のあたりは第二幕で開かされますが、今回のフィルは気遣いもあって優しめ。そして間章最後の次回は看病回(?)となります。

北部領で出会った子どもたちの行く末や、エンガス卿が明かしたデーグルモール化の真実……など、リアナには不安と懸念が積もります。しかも、本来支えてくれるはずの夫デイミオンは(おそらく一時的とはいえ)記憶喪失中のため、ついついフィルに甘えてしまいます。

フィルにとっては、甘えられるのは困る反面嬉しくもあり、なかなか突き放せないでいる様子。

***

ところで、この回でみんなが食べている朝食は昨晩の残りです。タマリスの竜族はどちらかといえば質素を好み、王や貴族でも夕食以外は冷たい食事で済ませることが多いという設定があります。地方では違うかも。

食事をとり分けるのは主人であるフィルか、リックの役割になります。(女性は給仕しません)ナイムも竜騎手(見習い)ですので、年少の子に肉を取り分けてやっています。ヴィクは食べる係です笑

リックと子どもたちが調理する予定なのは、ザリガニのソースを添えたポレンタ(とうもろこし粉のマッシュポテトのようなもの)。

***

間章は次の「5」までです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する