書き始める前と、書きながらのことを少し。
今、書いている獣奇抄録の話になります。
最初とラストを決めて、中を埋めていくのが、私のいつもの書き方で
そこからキャラの詳細とか名前など、あれこれ決めていきます。
完結した蓮華もそうなんですが、難しいのが世界観。
舞台をどうするか、とか、国名のこととか色々。
真っ新なところから、新しい世界を創っていくのも面白いとは思いつつ
想像力に欠けるのか、ボヤッとしか思い浮かばなかったりして。
蓮華を書きながら、だいたいこんな感じ?
こんな雰囲気?
色々と思いながらも、書ききれないというか、表現しきれないというか
表しきれない思いに悶絶したりしていたんですよね。
今回、獣奇抄録を書くにあたり
前提として舞台は日本(和風が好きだからというのもある)
でも、現代じゃあ無理があり、日本の旧国名を使うことにしました。
江戸後期頃から明治時代頃までの、日本がベースイメージです。
あちこち行くストーリーなので、地名や場所、移動などの
イメージがつけやすかった、というのもあります。
ただ……。
地名として書くときに、どうしても特定するのはアレかな?
と思うような場所や、ちょっと追いきれない場所などは
架空の地名などを使いました。
時代ものや歴史ものを書いているわけではないので
そんなにガチガチに地名にこだわらないでもいいでしょ?
そんな気持ちで決めています。
全国津々浦々、というわけにもいかないので
自分が行ったことのある場所がほとんどになっています。
なので、本州(主に中部地方より北)がほとんどになるかと。
本当は中国地方とかも出したいんですが
ストーリー運び的に、そこまで行かれない(><)
国立図書館に、旧地図のデータベースがあるので
それを見つつ、現在の地図と照らし合わせながら、ルートを決めたり目的地を設定しています。
旧地図だけだと、わからないことが多いのと
手書きの地図なので、昔の人が達筆すぎて、稀に読めない崩し文字に悩まされるので
現在の地図と照らし合わせるのは必至でした。
でも、あちこちの地図を見るのも意外と面白いです。
そういうの、好きなので(*‘∀‘)
読みながら、GoogleMapなどでみていただくと
あ、今、ここか。
とわかるかと思います。
着ているものや持ちものなどは、和洋折衷で、といって現代よりは古いころ、でイメージしています。
このあたりも、時代ものではないから、ということで
もう完全に、私の自由で書いています。
今、ストックを書いている最中ですが
もうすぐ一度目の山になるので、どうしてくれようかと悩み中です。
年内には再開したいな、と思っています。
読んでいただいているみなさま。
いつも本当にありがとうございますm(_ _"m)
とても嬉しいし、励みになります。
楽しんで書いているので、頑張って読んでくだサイ(のだめ風