正月休みで家にいたら、だんだんと気持ちが落ち込んでしまった。考えることが多すぎるのである。これなら仕事してたほうがまだ気が紛れるとすら思った。それでも朝から県外に初詣に行って、駐車場から目的地まで離れていたから歩いたら気分が良かった。外の空気はやはり偉大なのである。
行ったのは関東の厄除けのなんとかというところと、その後茨城の大きな仏像があるところだったが、私はぼんやりとしていることが多かった。屋台のケバブが美味しかった。仏像の周りに沼があってそれを眺めていたら和んだ。子供たちが沼に見とれる私の背中を写真におさめていた。自然が多くて良かった。芝生を踏んだりした。天気が良く、寝ころんでいる人がいた。散策道というのがあって、葉を散らした木が生えていて、それを未知の生物に見立てて驚くという遊びをした。ひとりで。