長文を書くための筋力がはっきりと衰えているのを感じる。その証拠に先日の短い雑記ですら話題がぶつ切りになってしまっている。これは文章を書く上でかなり致命的なんじゃないか?私は危機感を感じている……
というわけで、長文執筆の練習を引き続きやっていこうと思う。ただ、何か書きたいことや発信したいことがあるわけでもないので、取り急ぎ思いついたことについて書いてみることにした。
私は好きなものが多い。漫画にしろゲームにしろ音楽にしろ、あるいはアニメ、小説、その他動画類等々……コンテンツと呼ばれるものを狭く浅く、しかし多くのジャンルに触れてきたつもりではある。
気になったものの断片を齧っては他のものに手をつける、を繰り返してきたので浅くにしかならないし、興味が湧いたものにしか手を付けないので狭い。そのうえ、それらから何かを吸収しようという目的があるわけでもなく、ただ暇だから手当たり次第に手を付けてみるだけ……これは、いい事なのだろうか?
周りを見ていると、一つのジャンルにだけ熱中して語っている人がよく見受けられるのだが、私にそんな熱量はない。少しの間だけプレゼンのために熱くなることはできるが、長期的には無理だ。同じジャンルの話をずーっとできている人には憧れすら覚える。
私は飽きっぽいのだ。
今こうして雑記を書いてはいるが、これもいずれは飽きてしまうのだろう、という諦観がある。そうして次々刺激を求めて新しいものに手をつけては古いものを忘れていくのだ……それは多分悲しい事なのだろう。なんだか寂しい。
私にもこう、何か一つでいいから、人生の全てを懸けられるくらい熱中できるものが欲しい……
文章を書く、というのが「それ」に値するんじゃないか?と一瞬思いはしたが、こんな文章くらいなら毎日ツイッターで書いている。もはやほとんど惰性に近い。惰性は熱中とは違うだろう。残念だ。
私は熱中によって人生を破滅させたい。実際に破滅させるわけにはいかないのでこれは比喩表現だが、ともかくそれぐらい何かに己の全身全霊をささげたいのだ。
その先で何者かになれたらとてもいいなと思う。何かを成し遂げて何者かになりたい。
誰にとっても「あの人は〇〇です」と指せる程度の何者かになりたい……