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読み合いとなるもの

 2022/08/20 僻地にて。

 カクヨムという大型図書館に会員登録してから早一ヶ月。

 〈郷に入れば郷に従え〉ということわざがあるように一般的なマナーの他、独特の文化があることを知った。

 中でも読み合うというルールは、古の世界ーーホームページやブログに生きる、あるいは生きていた住人の考えを大きく変えた。

 ここで一度、振り返る。
 図書館の名前はカクヨム。
 かく、よむ。書く、読む。
 なるほど。

 私には、小説以外に様々な趣味を持っている。
 厄介なことに一度、火がつくと止まらない性分で、図書館からふらりといなくなることもあれば、知らないうちに誰の目にも触れられないテーブルで、黙々と作業していることもあるだろう。

 そして「あぁ、無性に何かに触れたい」と思ったとき、私は椅子から立ち上がり、光り輝く本に読みふけることもあるだろう。ひっそりと。

 ちなみに、純文学は情景描写が丁寧。大衆文学はオチが秀逸な作品が大好きだ。

 なぜかって?

 私には技術がなく書けないからに決まっているだろう。言わせないでくれ。恥ずかしい。

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