執筆中の文がすべて完結したので(予約投稿済み)、初めて現代ファンタジーを書いてみた。
タイトル:レベルゼロの墓標:解析演算で最強のディストピアを楽園に変革する
サブタイ:現代F’×ハードモード×階層社会
あらすじ
「レベルを上げるな。それが安全な日常に戻る唯一の道だ」
ダンジョンが出現し、社会が資本と能力で三層に分断された日本。主人公秋斗≪あきと≫(18歳)は、冒険者を隔離した自治区「レッドゾーン地区」の一画にある小さな集落「錆びた盾」に暮らしていた。両親の願いは、息子を「レベル0・未覚醒」のまま安全なイエローゾーン地区へ送り出すことだった。
しかし、父の愛とエゴを背負い辿り着いた一般国民が暮らすイエローゾーン地区は、「安全と引き換えに魂を売った腐臭」と「資本家が治めるグリーンゾーン地区の隷属の檻」だった。その地で、秋斗≪あきと≫は恋人同士の同僚、エリザと陸≪りく≫と共に、能力者の暴力に巻き込まれ、不可逆な覚醒を果たし、レベル1の能力者となってしまう。
夢を断たれ、再びレッドゾーン地区、荒野の初心者ダンジョンへと強制送還された三人。絶望の中、秋斗は覚醒したユニークスキル【解析演算】を駆使し、「この地獄を作った支配者層の奴らに報いを受けさせる」ことを誓う。
「力のない者に未来はない」—弱肉強食の「レッドゾーン地区」を舞台に、三層区画社会の分断と搾取階層の構造、そして能力者警察と大資本家、特級冒険者による支配体制を、最強の頭脳と戦略で打ち破る、ディストピア変革ファンタジー!
こちらは各章単位で、出来上がり次第UPします。
のんびりと完結目指して書いていきます。