ひと夏のあやまちは人生最大の過ち!母娘共々お世話になります。
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第29話 少女の小さな魂のかけら。呪縛は解き放たれ今ここに覚醒する。ACT4
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カクヨムオンリー
これまでのいきさつ。
題:こぶ付きですけど、お世話になります。1話から2話
押しかけ女房ならず、押しかけ親子。
池内直登が務める表向きホワイトな実は裏ブラック企業の中途採用募集の面接に現れた宮下秋穂(旧姓 春日井秋穂)。その社内で面接会場が分からず迷っているところに直登と偶然再開する。(秋穂は採用されなかったみたいです)
高校2年の時、中学、学高校となぜかずっと同じクラスであったクラスメイトの秋穂と数年ぶりの再会に、お互い分からなかったが秋穂は直登のそのおもかけをすぐに思い出し声をかけた。
そして、お互いにSNSの登録をしたのだ。
この事が直登にとって、これからの運命の変化という事態に発展することも知らずに。
題:ねぇ起きて……パパ 3話から4話
押し切られるように、直登のアパートへ元クラスメイトであった秋穂と、何と秋穂には高校生の女の子、優奈という娘がいた。その娘と秋穂が一夜を共にしたのだ。
男、一人暮らしの悠々自適な、趣味満載のこの部屋に、同い年の女と、JK。生の女子高生が共に夜を過ごす。
こんなこと親しくさせてもらっている大家の尚ねぇさんにばれたら、それこそ退去させられちゃうのでは? それはまずいぞ!
二人は直登のベッドで、直登は流しの前のあいた床にごろ寝。
朝目覚めた……意識がうっすらとよみがえった時、目に入ったのは。なんと、女子高生の生足。朝の男の生理現象は、苦難を呼ぶ。
題:さてこれからどうする? 5話から11話
これ拷問か?
リアルゲームなのか?
優奈が作ってくれた朝食に感激の色を表す直登であるが、こんな環境では会社に行くのもためらいの感を持つ直登。いっその事休んでしまおうかと考えるが、それも出来ず、優奈も学校に行かなければいけないという。二人そろって家の玄関から通勤と登校。時間に追われるように二人は玄関にそろって現れる。
その二人の姿を見られては一番いけない人に見られていたとは尚は知らなかった。なんか修羅場が訪れるような感じ満載なんだけど。
だけど、生の女子高生ってやわらかくていい香りがするんだな。初体験だ。こんなに密着したのは。
題:俺って意外とモテていたのか? 修羅場が始まるぞ! 12話から16話
まずい状況が発生している。そんなこととは俺は知らず、今日の会社での一日が始まろうとしていた。
今日は後輩の七瀬が初めての外向勤務。お得意さんへの七瀬の顔合わせ的な外回りの日だ。七瀬は今日という日を今までどれだけ楽しみにしていたんだろうか。七瀬の脳内妄想は拍車がかかる。一方。俺のアパートではまさに修羅場がと到来していた。
なんと、俺と優奈が玄関先から朝出ていく姿を尚ねぇさんが目撃していたのだ。
乗り込む尚ねぇさん。迎え撃つ秋穂。
女二人のネチっとしたバトルが始まる。
題:妄想初夜。いいではないか。よいではないか! 17話から21話
秋穂が嫁いだ宮下家。実はかなりの大富豪。そしてこの日本という国を裏で動かすほどの権力をもつ家系。
つまりは秋穂はすっごいお屋敷に嫁いだということで(17歳という年齢で。高校二年の時だ)そして、優奈はその令嬢であるということなのだ。
そんなこと直登は何もまだ知らない。
直登としてはどいういきさつで、秋穂が未亡人になったのかということを詳しくは聞いていない。しかし、そのことを深く聞こうともしていない。
だが、お嬢様である優奈の胸の内はとても複雑な思いが渦巻いていた。
お嬢様がゆえに、秋穂との生活は今まで束縛されていた環境からの開放的な生活を行うことへの足が係でもあり、秋穂自身、優奈には普通の女の子が描く乙女の想いを持たせてやりたかったという思惑もあったのかどうかは定かではないが、直登への想いを。男と言う生き物について無知である優奈の心は会って間もない直登のその姿になぜか心の中が、苦しさという恋心を植え付けようとしていた。
―――しかし、ワンルームでの男一人、女二人。しかも女子高生の生活には色々と”気を遣う”面も出てくるのは必須である。
ああああ! 直登。気を使いすぎと言うかこれは。大失敗なんじゃねぇのか?
でもそのことがより優奈の気持ちに拍車をかけてしまうのだ。
題:俺の人生プロローグは終わったのかもしれない。これは共同生活なんだ。同棲ではない……はずだ。……たぶん
22話から25話
なせば成るものだ。この異常ともいえる生活も日を追うごとに”なれ”というものが出てきた。
朝出社するときに、緩んだネクタイをいつも直してくれる秋穂の姿。ああ、これはまるで、新婚のような風景でもあるんじゃねぇ。
それがなんとなく当たり前の状況になりつつある。
その俺の変化を見逃さなかったのが後輩の七瀬。
この子はちょっと妄想壁が強い子でもある。しかもだ、直登には隠しているがわれを忘れえると、いまだに地元の方言がわんさかと出てくるという。田舎育ち丸出しの幼顔幼女スタイル(でもムネはでかいんだなこれが)そんなミスマッチな七瀬の行動にも次第に妄想から現実の行動へとシフトしていく様子があらわになる。
しかし、そう言う気持ちと七瀬のアプローチ(七瀬の推しはいまだに弱い)は直登に届いていない。
そんな状態の中、優奈には黒い影がひそかにコンタクトを取っていた。
そう、優奈のおばあ様の側近湯島である。
登校中に、湯島は優奈を待ち構え、優奈を屋敷へと連れ戻してしまう。
しかし、そのことはしっかりと言うか、何と言うか。秋穂は優奈のことを常に監視していたことから、優奈が宮下の屋敷に連れ戻されたのを知る。そして優奈はその場で、この宮下家の緊急事態とも言える過去から患う忌々しい歴史を知るのだ。
そして、その器となりし優奈に乗り移ったのは、宮下家が祭る陰の神。邪神陰。
その神が祭られているのはなんと、秋穂の実家である名高い神社であった。
邪神陰の神が宿り祭られていた宝玉が突如に崩壊した。
崩壊した宝玉に宿る邪心陰の神は、優奈に乗り移り宮下家の過去の神願と呪いと言われる事柄に向かおうとする。
題:少女の小さな魂のかけら。呪縛は解き放たれ今ここに覚醒する。 26話から
優奈には特殊な霊力が備わっていた。
そのことは党首である優奈のおばあ様にも知らされていないこと。しかし秋穂はもって生まれた神霊の能力により、優奈のその潜在能力のことに気づいていた。だからこそ、秋穂の旦那である智明。宮下家の党首であった智明が亡くなった後、あの屋敷を優奈を連れて出ていったのだ。
あのまま、優奈があの屋敷におれば優奈の命も、宮下家にかけられた呪いによって、あと幾ばくの時間しか猶予が無い事を悟ったからである。
秋穂と優奈がそんな状況下である中。直登の体もに何らかの変化が訪れていた。朝からくしゃみが止まらない。しかもそのくしゃみは何か違うような。周りからは直登がくしゃみをするたびに悪寒が走る様な毛寒い感覚を感じさせていた。
たまらず部長命により早退する直登。その身をあんじ(下後心満載の七瀬)七瀬が直登に付き添いアパートへと二人は向かう。途中遭遇したゲリラ豪雨。二人はずぶぬれになり、雷が鳴り響く中。七瀬は直登に抱きつき、その体、七瀬のすべてを捧げようと迫る。
そして、ベッドの上で直登と七瀬は裸の肌の触れ合いを感じながら、抱き合い寝ていたところをこれまた見つかっては本当にやばい尚ねぇさんに直撃されてしまう。
あああ。直登。また修羅場が再開していく。
今回はネチっとしたんじゃなくて、かなり感情がこもって命の危険さえ感じるんだが。
その修羅場を吹き飛ばすほどの存在の源が、実は七瀬であったのには驚く直登であった。
今までのいきさつを簡単にご紹介いたしました。
ご興味が湧きましたら是非お読みください。お待ちしております。
尚、誤字誤変換等ありますが、そこはなんとかご容赦ください。もしよろしければご報告いただければほんとありがたいです。
基本更新は毎週土曜AM0時16分の予定です。
(諸事情で更新できな時もあります。その際はごめんなさい)
イラストは優奈ちゃんイメージ……かな?