こんにちは、江東うゆうです。
現在、「夢現~龍と蜂と檜~」第二章 犯人は二人
https://kakuyomu.jp/works/16817330659439181500を、毎週火木土の午前零時に更新しております。
一章ごと完結の短編ミステリーで、二章はフーダニット。
主人公・檜渥(ひのきあつみ)と共に、犯人探しを楽しんでいただければ嬉しいです。
ところで、この物語の中では、「殺人犯、あるいは殺されたときに血を流した被害者」がにおいでわかる、という場面があります。
第一章の主人公・新井現(あらいうつつ)が持っている能力で、そのために、彼は最初から犯人がわかっています。
その上で、密室の謎が解けない、と推理をしていたのが、第一章でした。
第二章でも、同じように、「におい」が描かれる場面があります。
実は、ある事情から渥も現と同じ能力を持っているからです。
でも、渥はそれが何を意味するか知りません。
そのため、「におい」を感じているものの、犯人が誰かわからない状態です。
……ここまでくると、察しの良い方はおわかりと思いますが(というか、小説をお書きになる方は、察しが良い方が多いのでは、と思いますが)。
主人公にはわからないのに、読み手にだけわかるヒントがある、ということになります。
カクヨムさまではあまり読まれていない「夢現~龍と蜂と檜~」ですが、もし、そういうものを面白いと思う方がいらっしゃたら、楽しんでいただけたら幸いです。
☆☆☆
実は、現と渥は、同じ運命を背負って生まれた子どもでもあります。
しかし、一方は、周囲のせいで闇の中を行き、もう一方は、周囲のおかげで光の中を歩いていきます。
第二章は、瓜二つの運命と能力を持ちながら、正反対の生き方をする二人がぶつかりあう話でもあります。
ほぼほぼ作者の趣味ですが、相容れない者同士のバディっていいですよね……。苦しくて、切ない……。
(作品を紹介するような部分にも書いてあると思うのですが、「夢現~龍と蜂と檜~」はBL要素多めの作品です。趣味ではない、と言う方、本当にすみません。それでもって、そういう場面もないので、何か、いろいろ、すみません……。)
独身の頃に、いろいろあって、自分は子どもをつくらないかもな、と思ったときに、これを子ども代わりに、と思って書いた作品群が、檜家の物語です。
だから、きちんと書き直しておきたくて、書いて、小説投稿サイトに載せています。
あちこち、作者が趣味に走ると思いますが、生暖かい目で見守っていただければ幸いです。
長文乱文失礼いたしました!
ここまでお読みいただきありがとうございます!