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一秒も、一瞬たりとも見逃すな

最初の夜。眠れなくて身を起こすと、廊下にあるシンプルな時計は深夜3時24分を指していた。そのとき「一秒も、一瞬たりとも見逃すな」という声が聞こえたような気がしたのだ。ここでのことは、すべて覚えておけと。自由を奪われてからの自分。これからのすべて、終わりの始まり。

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