みなさんは映画はお好きですか?
私はもちろん好きです。映画館にはちょくちょく行きますし、旧作は自宅で最大限楽しめるようにプロジェクターを導入しているくらいです。
そんな私ですが、「グリッドマンユニバース」と「ダンジョンズ&ドラゴンズ」も鑑賞済みです。
どちらも超面白かったのです!
「グリッドマンユニバース」は、同シリーズのアニメ2作品の続編という形での劇場映画化ですが、その作品に期待していることを、期待値以上の出来栄えで見せてくれました。
アニメシリーズでやり残してたことや、2作品の共演でやって欲しかったこと、見たかったものが全部詰まっていて、はっきり言って文句なしでした。
シリーズファンは、絶対観に行くべきだと自信を持って言える作品でした。
一方「ダンジョンズ&ドラゴンズ」も、最高でした。
歴史あるD&Dのハイファンタジーな世界観を重厚に描きつつ、キャラクターのノリは軽めで、非常に取っつきやすいバランスです。
冒険あり、ドラゴンあり、ダンジョンあり!
敵は悪い魔法使いに、悪い領主に、アンデッド、モンスター! 対するは、様々な種族、立場、職位の仲間たち!
王道のRPGを丁寧に映画化したら、こんなに面白い!
物語の内容もなかなか魅せてくれます。
主人公はずっと過去に失ったものを求めていたけれど、最終的に選択し、手に入れるのは未来なのでした。冒険の報酬として、これ以上のものはないでしょう。
私としては物語終盤、当初の目的を完遂した主人公たちが、しかし、人々が脅威に晒されるのを目の当たりにして、もう立ち去ってもいいのに、あえて助けに行くシーンが大好きです。
その時のセリフが「しょうがねえなぁ」なんです。
これまでしっかり、ならず者として行動していたのに、「しょうがねえなぁ」の言葉ひとつで、戦利品を捨てて、みずからの命を危険にさらして人を助けることができる。
まさに古き良きRPGの冒険者です。そしてそんな冒険者こそ、転じて勇者にもなれる。
ファンタジー好きの方や、RPGが好きな方には特にお勧めしたい逸品でした。
どちらも興味がありましたら、ぜひぜひ、観に行くことをお勧めいたします。