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近況報告 新作発表まであと2日

どうもドロミーズ☆魚住です。
新作ラブコメまで残り2日。
何度も宣伝させて頂きますが、2024年の7月29日の07時21分に投稿させて頂きまする。

とまぁ、宣伝を終わらせたところで本題。
というのも、つい最近、Xのマシュマロで私に憧れて執筆始めましたっていう報告をしてくれた人がいたのだわ……びっくりしたのだわ……私よりも年上の方なのだわ……。

いいのか……?
憧れる対象が私でいいのか……?
もっとマシな人がいると思うけどなァ!

で、まぁ、はい。
その方からネットで小説を書くにはどうすればいいのかと聞かれましたので私の小説を書く時の心得を2つだけお伝えできればと思います。



①相互評価が主目的である読み合いはしない事。

違反行為ですが、それはぶっちゃけどうでもいいです。
というのも、1度そういう事をしてしまうと、今後からその選択肢が付きまとってくるんですよ。

やるか、やらないか……ではなく。
やり続けるか、やり続けないか、になります。

人間は思いのほか弱い生き物です。
1度そういう事をしてしまえば、ずるずるとやり続けてしまう。

Web小説における数字などの評価はあくまで指標です。
数字があるから面白い、ではありません。
言うなれば、食品に書いてある情報そのもの。
それに加工しようとしているだなんて、もう詐欺でしょう?
理系的にも、正しくない数字なんてものは許されませんでしょう。
読者の為の指標なのに、そう言う人間が気持ちよくなりたいが為の数字になっている。

そういう人間は文字ではなく、数字を見るようになってしまう。
文字を見なくなれば、本質が見えなくなる。
文字を見なくなれば、理解しなくなる。
文字を見なくなれば、自分に都合の悪い物から目を逸らす。
文字を見なくなれば、良い作品を綴れなくなる。
良い作品を綴れなくなったら、創作者ではなくなる。

創作者でなくなれば、ご自身が1番に嫌いになる事でしょう。
数字に囚われて、自分の好きを見失った人間の末路はロクなものじゃあない。

まぁ、相互をする気持ちは分かりますがねぇ。
目に見える結果を見て安心したがる気持ちも分かります。
ですが、結果なんてものはすぐには出ません。
すぐに出る結果なんて大半が怪しいものでしょう。

数字は嘘をつきません。
ですが、数字を使う人間は嘘を使うのです。
あの手この手で自分の益を出そうと嘘を駆使する人間は確かにいる。

この世は確かに嘘と偽りで満ち溢れている。
だからこそ、本気で自分の作品に支援し、自分の作品に夢を見てくださった読者の方々の為に本気で筆を振るう事の何と愉しき事か。

どうか忘れないで頂きたい。
我々作者は、読者がいて成り立つ存在だという事を。

その初心があれば読者視線で様々な娯楽を考えつく事でしょう。
だからこそ、数字は見ないで頂きたい。
数字を見ればキリがない。際限がない。終わりがない。つまらない。ロマンがない。
であればこそ。だからこそ。
真に見るべきはすぐ近くにいる人間です。

我々創作者は読者という存在がいて成り立つストリートパフォーマーであり、エンターティナーであり、読者という主演を更に彩らせる為の名脇役である事をどうかお忘れなく。






②良い嘘と悪い嘘の境界線を常日頃から考える事。



創作者は『嘘』を使いこなす人間です。
創作者にとって『本当の事みたい』は極上の褒め言葉です。

私の敬愛するミステリーの女王『アガサ・クリスティ』は【人々は騙されたがっている。だからこそ、私が騙してあげるのです】という言葉を残しています。

作品を見る際、読者は『これは嘘だ』と理解していても、敢えて自分を騙す事で作品内の登場人物やストーリーに感情移入が出来るのです。

人間は作品や映画にドラマの嘘を許容できる生物です。
ですがしかし、詐欺やデマと言った嘘には『騙されたくない』生物です。

何故か?
嘘には良い嘘と悪い嘘……許される嘘と許されない嘘があるからです。
では、その嘘の境界線は何なのか?

具体的な回答はありません。
人の数だけ嘘はありますから、回答出来る筈もありません。
ですから、常日頃から考え続ける必要があるのです。
自分なりの答えを出してください。

……とはいえ、折角挙げましたから自分なりの考えを出しますか。

スポーツ、ありますよね。サッカーとか野球とか、そういうスポーツ。

例えば、サッカーのフェイント。
相手を騙すという意味ではこれも嘘のジャンルに該当しますが、これは許される嘘になるのではないのでしょうか?

ですがしかし、ドーピング行為や審判の買収に道具の改造。
ドーピングをしたおかげで凄いプレイが出来る。
審判を買収したから有利に展開が出来る。
道具を改造したからアドバンテージがある。

はい、これらは間違いなく許されない嘘になるでしょう。

ですがしかし。カルロス・カイザーというプロサッカー選手がいます。
彼はプロサッカー選手でありながら20年間で記録したゴールはわずか1回。
それでも引退まで世間をだまし通し、プロサッカー選手として契約金で稼ぎ続けた伝説の選手です。

ブラジルの天才詐欺師と言われる彼の偉業は当然ながら賛否両論!
許される噓とか、許されない噓だとか、もはやそういう境地じゃない!

人々は常日頃から騙されたがっている。
ですが、より本質を突くのであれば……人間は嘘のような現実を見たいし、現実みたいな嘘も見たいのです。

まぁ、何です?
その嘘が面白いか、面白くないか。
その嘘が気に合うか、気に食わないか。
つまらないか、つまらなくないか。

結局のところはそれだと思います。

ですから、はい。
どうせ吐くなら、どうせ書くなら、どうせ作るなら、面白い嘘が1番なんです。
『騙された!』と読者を笑顔にしてあげてくださいな。
くれぐれも『騙された』と読者を裏切らないでくださいね。






~コメント返信~

葉生様、コメントありがとうございますー!
だよねー!
正義の美少女様にはゆっくり、じっくり、じわりじわりと苦しんで貰いたく……!

個人的にはバステでどんどん弱くなって【本来ならば余裕で勝てる筈の雑魚敵にも勝てなくなって性的に蹂躙されるヒロイン】がめちゃくちゃにド性癖なので成人したらそういうエロゲー作りたい……!

【最強最高無敵無敗の正義の味方が卑怯極まりない罠や絡め手に嵌められてしまって、エロエロに弱くなった状態でエロエロに負かされて『ち、ちゃんと戦えば勝てる筈なのにっ……!』『気持ち良くない……から……っ!』『きもちいいの……もう、やだ……』と自分よりも弱い敵にピンチになって敗北して屈服調教されて敵側の衣装を着せられてエロエロエッチなクソ雑魚女戦闘員にさせられてもう2度とかっこよく戦えなくなる】だとかそういうシチュエーションすこすこのすこぉ……!



ナボコフのロリータ……。
ガチの名著じゃん……。

えぇ、はい。
多分、知ってたかもしれませんけれど。
私、ロリータ、滅茶苦茶に大好きです。
ロリータ、滅茶苦茶に影響されてます。

難読だという評価はありますが、そんな訳ないです!
超難読です!
難読の部類に納めていい代物じゃありません!
勧めた人の大半以上が挫折してしまうようなガチの文芸作品!
ですが、それでもどうか多くの人々に読んで頂きたい傑作ですね!

ロリータ!
ロリータ・コンプレックス! 縮めてロリコン!
そんなロリコンの語源にもなった少女性愛をテーマにした小説!

それだけ聞くと『なんだ! ただのロリコンホイホイのエロ本なのね!』と思うかもしれません!

内容がエロ本にしては真面目すぎます!
内容がエロ本にしては難解すぎます!
性的描写が普通にキツイです!
というかこれエロ本じゃないです!

例えるのであれば『新世紀エヴァンゲリオン』です!
ガチの文芸作家がクソマニアックな文芸好きをターゲットにして作り上げたガチの文芸作品です!
『これぐらい知っていて当然だよなぁ?』っていうモチーフにオマージュが怒涛の勢いで出て来ては読む勢いを削ぎ、お手元の本をそっ閉じさせていく事でしょう!

そんなロリータの副題は『探偵が謎解きをしないミステリー』です!
わぁ、それは楽しそうですね!
そんな訳ありません!
『読者が探偵になって考察をしないといけない』というクソみたいに疲れる要素を詰め込んだ本です!
探偵はいません! そういう役回りはいません! 
ネットがない時代でどうやって楽しんでいたんですかコレ!

ミステリーなので伏線はありますが、作中で説明されない伏線の方が多いです!
じゃあそれ伏線と言えないじゃん! そう思うかもしれませんがそれ伏線です! ディズニーランドの隠れミッキーみたいなスタンスで伏線がありやがります! 伏線ならもっと目立ってくださいお願いですから!!!

『お前が探偵になるんだよ!』と言わんばかりに殴りかかってくるコレは、所詮エロ本だと舐めて読んだ読者諸君を絶望させる事は間違い無し!

ロリコンがロリータを『ロリコン目的』で読んだら絶対に後悔するような本!
意識高めの人が勢いで買って、メスガキみたいに理解らされる本!
それがロリータ!!!

まぁ、こうして紹介してなんですが!
私自身もロリータを完全に理解できているとは言い難いです!
それぐらいの怪作です!

とはいえ、非常にロリータはオススメです。
官能小説でもあり、ミステリーでもあり、コメディでもある。
『読む』という目的がないと途中で読み止めてしまいそうになる作品……どうぞ楽しんで頂ければ幸いですね。

1件のコメント

  • 良い嘘と悪い嘘の境界線って、本当にはっきりしませんよね
    「僕の処女が勃起したら御嬢様が死ぬ」Ver.1.2 を読んで色々考えさせられました
    それを常日頃から考え続けてるドロミーズさん、ほんと尊敬します


    「ナボコフのロリータ」とても興味を持ったので、機会があったら読んでみたいと思います
    3回以上見ても全然理解できないような映画「エヴァ」みたいな小説はとても面白そうです
    ぜひともメスガキみたいに理解らされたいですね!!w
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