この前、木星のもう一つの名前をあてる問題を出しましたが、答えわかりました?木星は英語ではJupiterですが、日本古来の和名は歳星(さいせい)という和名がつけられています。この歳星というのは、木星の公転周期がおよそ12年で、黄道星座の中を一年に一つ写るように見えることから名づけられました。ちなみに歳在大火という日本に古くから伝わる言葉があるんですが、この歳というのは木星、大火と言うのはさそり座のアンタレスを指していて、木星とさそり座のアンタレスがすぐ近くで光っている夏の夜空を言い表したもので、夏の炎暑を引き起こすと古代では考えられていました。アンタレスの赤い光は炎を連想させますし、夜半の明星ともいわれる木星の光も熱を感じさせますからね。昔の人の観察眼の鋭さには感心させられます。
では今回の問題ですが、今回は松尾芭蕉の有名な書物、奥の細道についても問題です。奥の細道の出発点となったのは江戸の日本橋。ここから東北太平洋沿岸を北上し、鳴子などを通って山形県の象潟に出て、日本海沿いに東北地方を南下していきましたが、では奥の細道の終着地はいったいどこでしょうか?
さて、今回のちょっと昔の写真ですが、今日は南宮崎駅で写した、日南線のキハ47のサボです。今はこの行先表示は珍しくなりましたが、今も日南線では使われているんでしょうか。昔は山口線でも普通に見られましたけどね。今はLED表示に切り替わっています