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和歌山市の危険あおり運転動画

このところ、ネットニュースや、地上波のテレビで大きく報道されている、和歌山市内で撮影された、黒のホンダオデッセイによる危険極まりないあおり運転動画。ネットで動画が公開されると、大きな反響呼び、さらにその後の警察の酷い対応もあって、炎上騒ぎにまで発展してますね。わたしも毎日車を運転しますが、あの動画のような運転を後続車にされたら、恐怖を感じます。原付に対する執拗な通行妨害もさることながら、前を走る撮影者さんに対して、30キロ制限の生活道路で、あれだけの速度を出して接近し、執拗にあおるのは、もはや常軌を逸していると感じます。
 もし、歩行者がいたら…。原付が避けきれずに衝突していたら…。あおり運転ドライバーのブレーキ操作が遅れて、撮影者さんの車に追突していたら…。って考えると、本当に怖いですよね。
 そのことを踏まえて、和歌山東警察署の対応をあまりにもお粗末すぎるというか、職務怠慢のように思います。車検証のステッカー張ってない・ナンバープレートが付いていない・制限速度大幅に超過する危険運転・執拗な蛇行運転・不必要なクラクション鳴動など、数えたら交通違反や法令違反が、素人でもすぐわかるのに、
「自分にはあおり運転には見えない」
と言ってのけた警察官は、何を根拠にそう思ったのか、記者会見なりコメントを出すなりして、明かにしてもらいたいなと思います。そして、和歌山東警察署も、当初は「捜査しない」
と言っていましたが、地上波の全国ネットのテレビ生放送で大きな反響を呼んだ影響からか、昨日になってでしたっけ?捜査を始めるというコメントを出しましたが、問題が大きくなってからようやく動き出すというのは、いじめ問題と同じような気がします。問題が大きくなってから対処したのでは遅いのです。手遅れになる前にきちんと対応し、芽が小さいうちに摘み取らないと、本当に手が回らなくなって、被害者が泣き寝入りをしなくてはいけなくなる事態が、あちこちで起きています。
 なんか、組織として、危機管理能力が著しく低いって思う私です。危機管理能力が低い手と新たな被害を出さないとための行動にも移せないですし、加害者を付け上がらせるだけです。こういった犯罪には厳しいペナルティーを科す必要があると思います。

今日のちょっと昔の写真。今回は2010年岡山駅で写した、松山行8000系電車。今も四国の電化区間の特急車両として走っている8000系ですが、リニューアルされていて、この塗装を見ることはできません。個人的にはこの車両は、かっこよくてお気に入りの車両です。

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