こんばんは、星 太一です。皆さん、いかがお過ごしですか?
今回は「扉の向こうは不思議な世界」及びこの近況ノートを読んでくださり、ありがたうございます。
この近況ノートでは星 太一流の楽しみ方をご紹介したいと思います。
ずばり、「エンディングテーマの設定」です。
……多分これだけでは分からないと思うので、説明いたしますね。
「終わり」というものはいつかはやって来るものですが、折角ならばそれは余韻あるものであって欲しいと思う。
それが僕の持論です。
その「終わりの余韻」は九割作家の手にかかっているでしょうが、別の手段はそれでも色々あると思います。
そこでひとつ提案するのが「エンディングテーマの設定」というものなのです。
僕は音楽と長い時間共に連れ添ってきたので、音楽の持つ不思議な力を知っているつもりです。
そしてそれは物語と一緒になると時に大きな力を持つ、とも思っています。
文字だけでは表しきれない感動、あいうえおではどうしても伝えきれない想いが音楽には乗せられると思うのです。
ここでようやく本題に入ります。
このお話が終わった頃に、個々人の「エンディングテーマ」を設定し、是非聞いてみて欲しいのです。
そんなの読後感が薄れてしまうからやだ、という方もいらっしゃるでしょう。もしくはそこまで思い入れはしないぞ、という方も。
それもひとつの答えだと思います。強要はしません。
もし。
それでも、もし……読んだ後に何か感動がその鼓動の中に残ったなら、ひとつ、その想いを乗せてくれる音楽をひとつ聞いてみて欲しいのです。
そして差し支え無ければ貴方の「エンディングテーマ」をこの場でお聞かせください。
僕が設定したエンディングテーマは敢えてここでは語りません。物語完結後に、近況ノート・題「Special Thanks」に書きます。そこでは物語全体のプロットを覚える為に設定した音楽――いわゆるBGMでしょうか?――も共に書きますのでもし暇がありましたら読んでみて下さい。
長々とありがたうございました。
それでは本編もよろしくお願いします。
それでは。
Bonum nocte.