「応援の成果って、何ですか?」
キュアキュンキュン回でした。
今回のお話は「生徒会長になったら同好会を廃部にします」という生徒会長候補の女子が現れてキュアキュンキュンこと、こころが対抗すべく生徒会長に立候補するというお話。
プリキュアの面々は皆、『アイドルプリキュア研究会』という同好会に所属しています。創部、および部長はこころです。不思議な構図ですが、こころは元々ファンでそれからプリキュアになった経緯があるのです。それに今でもプリキュアの一番のファンなのは間違いない。なお部員は十数名いる模様。
そんな研究会に、実績がないので廃部にしますと候補者は言います。
それにこころは研究会で作成したファンブック、応援グッズ、応援の練習等を見せますが候補者は言います。
「応援の成果って何ですか?
あなたたちはただ、応援してるだけではないですか」
それにこころはすぐ答えることができません。
ともかく廃部は困ると、阻止すべくこころも立候補します。
ただまあ、面白いことに候補者の彼女は取り巻きを数名連れてるんですね。そして彼女を持ち上げてくれる。尺の短縮のためか、意図してかは定かじゃないですが。
「応援に成果はない」
→「自分を慕ってくれてる取り巻きは何もしてない」
と言外に言ってるに等しいのです。
更に言えば、チア部、応援団、そして生徒会の存在意義も危ぶむ発言です。
生徒会も広義でいえば"生徒の学校生活の応援"とも考えられるんじゃないかと思うのです。とても実務的な活動をしてますけどね。
なんて、私だったらその辺を掘り下げて話を作るかなーと思いながら視聴してました。良い回でした。
来週は憧れのお兄さん的存在のカイトさんと敵との因縁を掘り下げる回のようです。きっとその後は残りメンバーをそれぞれ掘り下げて→クリスマス→クライマックス!という流れになりそうです。
そして今週のチョッキリーヌさん。前回で見掛けた辞めたメンバーとの写真を見ながら「元気そうだったね……」と懐かしんでます。いちいちこの人もしてる事が可愛いな。
その後、新人君に煽られて切り捨てられないかと心配に彼女もなり始めます。チョッキリーヌさんの浄化回もそろそろでしょうか。
というか、敵サイドの描写が下請けのチョッキリ団ばかりで、実は全然敵の背景が不明のまんまです。謎具合がシリーズ内でも屈指。こちらもそろそろ明かされていくのでしょうか。