思ってたんと違った。
前回の予告でうたさんが歌えない話だという事でうたさんが風邪でも引いて歌えないのだと早とちりしてましたが、うたさんがアイドルにスカウトされて事務所から普段の歌を禁止されるという話でした。思ってたんと違う。
キュア・アイドルの中の人のうたさんがアイドルにスカウト。
既に配信してるのに。
既にCD出してるのに。
既に握手会もやってるのに。
既にショップでグッズ販売してるのに。
既にライブもやったのに。
ちなみに普段の歌を禁止された理由は、本番やレッスン以外で喉を酷使して傷めないようにするため。別段問題なさそうですが、ところがうたさん、感情が高ぶるとすぐ歌う。音楽劇ぐらい歌う。歌を止められたうたさんは、みるみる元気を失っていきます。そして「自分は何で歌いたかったんだっけ?何をしたかったんだっけ?」と見つめ直す事に。
それはそれとして、うたさんが歌う事をすっかり受け入れている自分がいます。今でこそ言いますが、放映開始時はちょっとダメでした。だって、毎回替え歌みたいな内容で気持ちを歌うんですよ!?歌うたびにちょっと共感性羞恥で恥ずかしくなっていました。
それが今や、「うたさん、歌えなくて辛いよねぇ」と自然に思えるように。
こういう癖の強いキャラクターは毎回受け入れられるか、ドキドキします。いったん拒否反応が出ますもの。
スーパー戦隊ものだとゲキレンジャーのレッド、漢堂ジャン。虎に育てられた野生児でターザンや仮面ライダーアマゾンみたいな境遇ですね。彼も感情を伝える時、独特な擬音で表現する癖強なんですよ。
仮面ライダーなら仮面ライダーカブトの天道総司。コイツ、主人公の癖に料理と妹の事しか頭にないんですよ!口癖は「おばあちゃんが言っていた……」です。
でもそんな癖の強いキャラも繰り返し見ていくうちに慣れていく。次第に魅力的に感じていく。この繰り返し、という部分が大事ですね。1年放映される強味だとも思います。
その慣れさせるまで見続けさせるのが至難なのですけどね。マイナスを覆すだけのプラス要因。ストーリーだったり、他に魅力的なキャラを立てたり。当たれば大きいですが、なかなかリスキーです癖ツヨキャラ。
さて。チョッキリーヌさんが今回終止汗をかいてました。追い詰められています。
これまで寛容だったクライアントのダークイーネ様からも初めて苦言がありました。
「これ以上待たせんなよ?次はないかんな?」初めての催促、そして最終勧告。いや、それってどうよ!?毎回チクチク早く早くと進捗確認されるのも嫌ですが、ずっと放置だったクセにその言い草。マネージングできてないんじゃないの?
そして案の定今回も失敗。
チョッキリーヌさん、大丈夫かな……。
気になった点を2点。
1点目。今回、うたさんをスカウトしたアイドル事務所の社長が登場したのですが、セーターを肩から掛けて、袖を結んでました。
イメージがバブル期から更新されてない……と思ったのだけどちょっと待てよ?原作ものじゃないテレ朝のアニメですよ?事務所の社長とか分からんものなの?それとも……今でも事務所の社長ってそうなの!?
知り合いに事務所の社長がいないので真相は不明です。有識者に教えて貰いたいものです。
2点目。敵の怪人、ダークランダーを浄化するためには歌を聞かせる必要があるのですが、今回の敵はプリキュアの口を塞いで歌わせないようにしました。
……あー、それ、アリだったんですね。
そういえば少女漫画雑誌「なかよし」で上北ふたご先生が22年間プリキュアを連載されていたのですが、今回のアイドルプリキュアで最後になるらしいのですね。
正直私は数回しか読んだ事はないのですが、プリキュアの魅力がたっぷりのマンガでした。
長年お疲れさまでした。