「愛する人とずっと隣に」投稿報告&あとがき

 皆様初めまして。大樹と申します。
 小説書き始めたばっかのペーペーです。お手柔らかにお願いします。

 さて、タイトルの通りですが、私の処女作である百合短編小説「愛する人とずっと隣に」を投稿いたしました。初めてまともに完成させた作品ということで、短編ながらかなり時間を要しましたがなんとか形になりホッとしております。
 これ以降は作品のあとがきとなります。もしまだ作品を読まれていない方はブラウザバックすることをお勧めします。






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 さてあとがきです。

 まずは読んでいただいたことに感謝を。拙い文章でしたが、少しでも皆様の心を動かす作品であったことを願います。

 私は百合ものが大好きな人間です。昨今は小説や漫画など、あらゆる媒体で百合を題材にした作品が生まれていますが、それらを眺めるだけでなく自分が好きな「百合」というものを表現したい、と思ったのが今回執筆した理由でした。まぁありきたりですね。ただ、初心者がいきなり長編やっても挫折するのは目に見えていたので、短編で表現したいものはなにかなーって考えた末、告白シーンを題材に選びました。

 百合好きにも人それぞれ違う好みがあると思いますが、私は特に「恋愛をしている百合」が好きです。女の子同士のスキンシップやグッとくるシチュエーションを描いている作品ももちろん良いのですが、禁断の恋に対し真剣に悩みぶつかりながら恋愛してるっていう作品が大変好みです。
 百合作品見てると「女の子同士はおかしい」という世間の風潮を押し出したものが中々ないんですよね。あまり悩まずあっさり受け入れてくっつくことが多かったり。もちろんそういう作品ならではの良さがありますからダメとは思いません。でもそこに真っ向からぶつかってるものを見たかったんですよね。だから自分で書いてしまいました。

 今回一実は二葉からの告白を女の子同士だからっと最初断ろうとしていましたが、二葉と一緒にいることの幸せに気付き、その壁を破った形となりました。
 百合だけに限った話でなく、自分の幸せが何かを考えて取捨選択することは人生において大切なことだ思います。例えば私が日ごろ思うのが家庭と仕事の両立についてでしょうか。
 義務教育でよく「将来の夢」というものを考えさせられます。そこで出てくるものは大体「大人になったら○○になりたい」といった仕事に関するもので、人生においてそれが何よりも重要といった印象を個人的に受けやすいと思っています。将来の夢を考え実現すること自体悪いこととは言いませんが、それ以外にもっと人生において大切なものもあるんじゃないかっと私は思っています。
 私は仕事よりも笑顔の溢れる家庭を築ければ人生に悔いなし、と考えている人間なので。転勤等で単身赴任をすることになるのならば会社を辞めてやる! という意気込みでいます。
 
 段々自分が何を言いたいのかわからなくなってきましたが、要は常識や周りの視線なんて気にせず自分の幸せが何かを考えることは重要なんじゃないか、ってのをこの作品で伝えたいなぁと密かに思っていました。
 つまり百合どんとこい。もっと女の子同士で百合百合していこ。


 あまり長々と書いてもあれなので、あとがきはここらへんで。
 次回作は作る予定です。すでに構想があります。短編ではなく数話程度の連載になるかなーっと思っています。
 完成するのはまた数か月先になりそうですが、よろしければご覧いただければと思います。


 それでは。

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