• に登録
  • 現代ドラマ
  • エッセイ・ノンフィクション

物の現役、人の現役。

昨日一台のエンジンが天寿を全うし、軽トラに乗りエンジンユニットと其れの対に生るユニットの回収、勤め先の市から回収コンテナの在る高崎市へと運んで来た。

販売も設置も行い13年を超え、よく駄々を捏ねるコイツのエンジンは定期点検は未だしも、スロットルサーボ不具合やヘッドガスケット飛びで圧縮漏れと冷却水のシリンダーへ混入、他にも在るが普通では在り得ないロッカーアームがプッシュロッドから外れる等修理に随分手を焼かせて呉れたエンジン。

手の掛かる奴だったが通常2.2万時間が限界なのに2.5万時間も動き続け、まだ直す事は出来るが一般家庭に収まる機械である以上の宿命、直せば格安のメーカーで生活に困らぬ機能の機器へ更新費用に充当出来る位の修理費に相当する。

それで天寿を全うしたと言う訳だ、軽トラから降ろしてコンテナに積み込む時もHONDAのエンブレムは最後迄誇らしい輝きを失って居なかった。私の担当地区で80台以上動いていたが又一台消え、残存は片手に余る程に為り現役でバイクに乗って居た頃に身に着けた直す腕を振るう機会も又減り、自身が現役を終える残り時間も僅か、現役の内にこの手をOIL塗れにして直して見たいですね…。

2件のコメント

  • 何用のエンジンか解りませんが、エンジンの天寿全うと聞いただけで、悲しい。
    丈夫で壊れにくいHONDAのエンジンですかぁ。
    へこみますね~!ふぁいとぉー!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )bいっぷぁーつ!!

  • 何用か書いてませんでしたね!
    一般住宅用の固定型発電機です、燃料は液体じゃ無くて気体です。コジェネってご存知ですか?
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する