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カクヨムの流行りを見てみた。

皆さんこんばんは、カービンです。

2023年6月のいつだったかは忘れたのですが、カクヨムのランキング上位に乗ることだけを考えた小説というものを書こうとしてました。

書こうとしてただけです。

で、その前準備として、当時カクヨムの週間ランキングに乗ってたベスト3の小説の最初の10話を読んで研究してました。
今回はその研究で分かったことをお話ししたいと思います。

まず、読んだ3作がどのような作品だったかというと、
(1) 平安時代から続く陰陽師を繁栄させるためにYouTubeでダンジョン配信する
(2) ブラックギルドで働いてた凄腕冒険者がレコーダーと間違えてYouTubeの配信を開始してしまう
(3) なんか禍々しそうなスキル名に嫌味を持った凄腕主人公がそのスキルを捨てるためダンジョンでYouTubeで配信をし始める

……えぇーっと、。何? 凄腕冒険者がYouTubeでダンジョン攻略配信をするのが流行ってるの?

何が面白いんだ。

というのはボク個人の感想でありまして、実際はランキングベスト3の作品達なので、何が面白いと感じさせているのかも含めて研究してました。
各作品のことを指すときは(1)といった番号で呼びます。

まず、3作に共通していたのが、YouTube配信、主人公最強、コメント、ダンジョン。この4個の要素がありました。

まずはYouTube配信要素。最近というか、結構長い間YouTube配信というのは文化として残っていて、見る人も結構います。

次に主人公最強要素。YouTube配信の中でも、プロゲーマーのゲーム配信というのは見る人が集まりやすい印象です。

そしてコメント要素。この3作は、作中で配信のコメントが流れてくる描写が欠かさず挿入されています。これは、読者も最強主人公の配信のリスナーであることを錯覚させる効果があると考えました。
考えてみてください。文面の内容が、主人公の配信の内容と、それに付随するコメント。これはもうもはやYouTubeの配信画面となんら変わりないのではなかろうか?
つまり、読者は小説を読みに来たのではなく、小説の中にいる最強主人公の配信を見に来ていたのです。

じゃもう別にYouTubeの配信でも良くね? とも思いましたが、そうはならない要素が、最後のダンジョン要素です。
実際のYouTubeにダンジョン配信なんてありません。そりゃそうですよ。だって現実にダンジョンなんて存在しないんですから。
しかし、小説やファンタジーではどうでしょう? これらの中ではダンジョンどころかドラゴンだって存在します。
読者も一応ファンタジーを求めに来た存在。プロのダンジョン配信がカクヨムにいると聞けばこぞって集まるのは当然だと感じました。

とまあ、研究内容は他にもありますが、大きな収穫はこれ(↑)です。いやー、怖いですねぇ〜。
ボクはあくまで小説として読みに来てたし、プロゲーマーの配信はあまり興味ないこともあって最初は面白さが分からずにいました。
まぁ、このような研究はボク個人だけでは人手不足なので、協力してくださる優しい御方またはアンチは是非コメント欄でご意見をお寄せください。

それではまた今度お会いしましょう。

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