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2月まとめ、ノクターンに投稿、小説を削除するということ

2月は短いから仕方がないと思って、月が変わる前にとっとと近況ノートに手をだした次第であります。28日しかないからね、仕方がないね。

今月は何と言っても短編『いたずら電話』が書けてよかった。
カクヨムコン4短編部門で、恋愛部門1位、総合4位という事で、わざとではないけれども、何となくスタートダッシュ中に集計が終わって、運良くランキング上位に残れた感が拭えない。大変申し訳ないような気もする。であると同時に、たくさん読んでいただけて幸いでございます。お星やイイネも、ありがとうございました。200PV超えた。本当に、感謝しかございません。

書き終わった後、二、三日何かモヤモヤしていたのが残っていて、突き詰めて具体的に言うと、どエロい二次小説が書きたくなった。人気ゲームの主人公とヒロインが上に下に、アップサイドダウン、ローリングストーンかつクイーンなGIGをエーオ!(ァエェェーオー!)とおっぱじめるすんごいやつ。何で自分がそんなのを書きたくなったのかわからない。きっと誰にでも、そういう気分になる時があるのだろう。知らんけど。

それで、以前ノクターンという小説投稿サイトについて、「とにかくエロければPVが伸びる書き手にとってのパラダイス銀河(光GENJI)」という噂を聞いていて、それならばとおもむろに書き始めた。江戸川台ルーペとは別の名前で。そこで登録する際に、ノクターンが「小説家になろう一派」という事を知った訳だけれども、まあ仕方がない。っていうか逆に、噂の「なろう」とやらの実力、見せて貰おうじゃないの(エロ小説書く癖に上から目線)。


すんごいの。
ごめんなさいっつって。
FDよ、もうFD。フライング土下座。
伝わらない。
FDoD。フライング土下座オブザデッド。
もちろんPV的な意味で。
2500から3000文字くらいのを3話投稿して、二日間で400PVにギリ届かないくらいの読まれ方でどん引いた。多いか少ないか知らんけど、僕の場合、カクヨムなら1日で運が良ければ一話あたりPV12くらい。計30というあたりが現実的です。

僕も実用性(下品ですいません)が高いもの、つまり、これ男子中学生が読んだら三行おきにアレだろ! 授業中にうっかり読んで止むに止まれずトイレダッシュしろ!と思いながら書いたつもりなので嬉しかった。3ブクマ(人生初ブクマですよ!)というのは、「ふう。なかなかえがっだ。また頼む」というホッカホカのティッシュを投げつけられる意味合いなのだろう。6PTってよくわからんけど。まあ、「ふう。えがっだ」という事なのだろう。ふうふうやかましいわ(下品ですいません)

そこでほかの人はどんなの書いてんだろう、と思って、題材にしているゲームの名前を検索したら、ノクターン内で作品数ゼロだった。普通のゲームとか著作権で守られてるから。せやな。知ってた(思い出した)。「お前は犯罪者でーす! 死刑、死刑ー!」

いわば、「法律違反をする息子を持って、恥ずかしい思いをしたご両親は、お前が死んでよろこんでまーす! 万歳! 天皇●下万歳!」ってやつだ。

あかん!(迫真)

で、仕方ないので消しました。
そこで感動したのは、なろうは小説を削除する時、
「出来れば残して欲しいのよねぇ」
的なメッセージが出るというところだ。
「消さなきゃだめぇ? 残しておけばいいじゃなあい?」

「いや、著作権とかに触れるなら仕方ないけどぉ」


消した。


ページに残ったのは、
「この作品は作者によって削除されました」
の一文である。
もし僕が放置しておくか、連載を続けていれば勝手に削除されて、「著作権云々により運営によって削除されました」となっていただろう。どんな糞小説でも、生み出した作者に対するリスペクトを失わない「なろう」をちょっと見直した。なんならまた書いてやってもいい(エロ小説ちょろっと書いただけの癖に偉そうだなお前は)

そこではたと気付いたのは、僕が自分で自分の小説を削除するのは初めてだったという事だった。二次小説だから、他の作者様の世界観を借りて「ゲヘヘ」と安易に極めて下衆 of the 下衆estに書いたからまだ気楽にサクッと、むしろ(こんなの書いてごめんなさい)と謝りながら削除できたけれど、もしオリジナル小説を削除するとなると、こうはいかないだろうなぁと思った。やはり血肉のようなものが染みているし、僕みたいにローカルテキストに残さない直打ちの書き方だと、削除は永遠の別れと言える。

今回は適当にエロ小説を書いて削除するに至り、自分が一から構築したものに対する愛を再認識したというお話でございました。極論すると、書き手による独自の世界の構築は、100%の愛でしかない。すべからく尊重されるべきものだ。僕はもの書きの人を改めて尊敬する。

と、言いながら、長らく放置していた「闘うJK」を削除した。小説管理画面で結構な大きなスペースを取っており、見る度に憂鬱になっていたからだ。
いずれまたどこかで短く復活させたい。

削除する際は、カクヨムから「いやー、残しておけばいいじゃん」的な引き留めはなかった。下書き状態だったからかも知れない。ミスターホワイトも権藤も謎のピザ焼き男も主人公の女の子とも一時お別れである。もうこの世に存在しない。でも、書こうと思えばいつでもまた書ける。彼らはちゃんと僕の中にいる。ちゃんと確認できる。そういうのも、ものを書いてて感じる事ができる、数少ない幸せのひとつなのかも知れないなぁ、と思う。さようなら、って簡単に言う事も、また会えたね、という事も自由だ。不思議なものだ。

3月も何か書きたい。

ps
それにしても何故二次エロ小説を書こうと思ったのか謎だ。今は全くそんなの書こうとも思わない。中学生におかずを提供してやろう等という殊勝な思いもない。例え一万文字でも、小説を書いた後は自分が思っているよりもずーっと頭がおかしくなってるのかも知れない。

4件のコメント

  • 私もエロ小説書きたい‼️‼️(まもなく午前3時)書いてたらエロくなっちゃった愛で。みたいな形が望ましいエロは愛だから‼️‼️‼️
    花粉症に負けないでくださいッ鼻炎薬は合わないと眠気で無気力になるのでご注意ください‼️
  • 朝三時に書き込みありがとうございます! 書きたくなったら、読まれたくなったらノクターンおススメ! 花粉症つらー。
  • 江戸川台ルーペさん、はじめまして。こんばんは。

    このたびは、「かたおもい」にたくさんの応援と星をつけてくださり、どうもありがとうございました。いろいろと、問題作ではあるかと思いますが、愛着はあります。読んでくださり、ありがとうございました。

    それでは、失礼しました。
  • 春川晴人様
    こんばんは!
    カクヨムコン4の中間突破作品を片端から読みまくる活動をやらしてもらってまして、面白かったり好きな作品に星を付けさせていただいております! このような場所に丁寧に御礼いただき、恐縮です。ありがとうございます! 何て爽やかな名前…。
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