どうもこんばんは、激安のフルーツグラノーラを食べたら信じられないくらい激マズだった上まる2日以上ヤバい胃痛に悩まされた挙句やっと全て排出した今も胃腸が超絶不安定な陽澄すずめです。
もうね、反省しましたよね本当に。安いからって阿呆みたいに手を出すもんじゃないね。今も無限に胃がキリキリしてますよ。あぁしょうもな。
さて。
昨日更新分にて、『彼岸参りをながむ歌 〜なごや幻影奇想短篇〜』が完結いたしました。
既に読了くださった方、温かいコメントやレビューをくださった方、ありがとうございます!
完結に寄せまして。
本作、室町時代の水害に対する人柱の逸話を題材にしました。
だけど、執筆中ずっと頭にあったのは、東日本大地震とコロナ禍のことでした。
現代であっても、人の力の及ばない脅威に日常を脅かされたら、我々の常識や倫理観はいとも容易く揺らぎます。
何が善で何が悪か、何が是で何が非なのか、基準は途端に曖昧になります。
作中に出した水害は約500年前。
東日本大震災は12年前。
コロナ禍は何となく収束しつつあるっぽいような空気感。
これまで人間はいろいろ乗り越えてきましたが、今後も同様の災害が起きたら恐らくまた揺らぐでしょう。
ずっと心に留めておくべきだなと思ったんです。犠牲があったということはもちろん、我々人間は揺らぐものだということを。
そんな想いを、最終話の香奈実先輩のセリフに込めました。
この『なごや幻影奇想』シリーズは、完全にストーリーラインのテンプレートが出来上がっているので、ネタさえあればいくらでも書けると思います。
また何か題材があったら書くかもしれません。
新作はぼちぼち考えていますが、胃腸の反乱でちょっと停滞中。何か上手く形になったらいいですけどね。とりあえず胃腸は早よ鎮まり給え。
おまけのイラストを描きました。一コマ漫画です。百花さんが最強だと思います。
ではでは、今回はこの辺で。