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警察小説を平成最後に描こうと思った理由。

自分としては刑事ドラマをよく見る方だと思います。近年でいえばシリーズ化及び映画化もされた『踊る大捜査線(フジテレビ)』や『相棒(テレビ朝日)』、凄惨な殺人描写が話題となりキャストを一新し、今年の春から新章が開始される『ストロベリーナイト(フジテレビ)』、女優の波瑠さんが初の刑事役に挑んだサイコな演出が効いていた『ON~異常犯罪捜査官藤堂比奈子(カンテレ)』、科捜研という警察の独立した捜査機関に属する男性研究員が主人公である『トレース科捜研の男(フジテレビ)』などのラインナップがあります。刑事ドラマは医療ドラマと肩を並べるほど人気なコンテンツであり、それが歴史を重ねる程に警察と犯人を主軸にした人間ドラマという骨太な魅力もあるジャンルであると感じました。そして僕は『光―HIKARU―~警視庁未解決捜査官~』と『BLUE・DRAGON(ブルー・ドラゴン)~紺青の犯罪科学捜査線~』という2作品を制作することに決めました。平成が終わる節目にこの二作品は1話完結でありながら連続ドラマのミステリー・サスペンス作品のように最後は主人公または主人公の関係者が抱えてる事件と心の闇を仲間と共に解決していく共通点があります。しかし、事件の解決アプローチは二作品とも真逆です。前者は『刑事』の立場から、後者は『鑑識』の立場から事件の真相に近付いていきます。『光―HIKARU―~』は昭和から平成までに発生した未解決事件を現在進行形で進む事件と絡めて捜査していく所謂、日本版にリメイクもされた海外ドラマの【コールドケース】や去年月9で第3期が放送された第1シリーズの『絶対零度~未解決事件特命捜査』を参考にして、決してそれに寄せずに未解決事件という過去からの宿題を脅威の洞察力と記憶能力を持つ主人公が仲間と共に解決していくミステリー巨編です。『BLUE・DRAGON(ブルー・ドラゴン)~ 』は刑事ドラマでは脇役に回りがちな鑑識の仕事をリアリティーとエンタメ性を昇華させ、ヒロインと3人の男との恋愛模様も絡ませて科学捜査の最前線を迫力ある臨場感で描くサイエンス・サスペンスとなってます。まず、四月中に第一章はどちらも完成させたいと思ってます。

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