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ちょっぴんぴん

八月ですね。すっかり暑い今日この頃。

いつも髪をひとつにまとめているんですが、量が多くて中が蒸すのでカットしたんですね、自宅で。

母に指示を出しつつ、「ここですいて、ここを切って」とまあまあ上手くいきまして。主にすきばさみを使用して、最後はゴムで左右にまとめて、自分でぱつんと髪切りハサミで切って長さを揃えました。

洗面台の鏡を見ながら、暑いですけど扇風機かけると髪が舞うので、サウナ状態、霧吹きせずとも髪はしめっていきます。もうちょっと上の方を軽くしたかったんですが、暑さでヘロヘロ集中力もなくなっているので、ここがやめ時と母は髪の掃除を始めて……いるときに、前髪をちょっとすいて軽くしようと私は思いたち。

おでこのにきびがイヤで、前髪も伸ばしていて、いとうあさこさんヘアスタイルでいるわけなのですが、量が多いですからね、すきばさみで半分を軽めに切って……と、一度目は上手くいきました。左右にわけて、それぞれちょんちょん、と。んで、もう一度はひとつにまとめて、そいつもすきばさみで量を減らして……

ええ。間違えましたね。

いったんすきばさみを置き、櫛でととのえ、再び手に取ったのがすきばさみではなかったのです。

気づいたのは、そう、じょきんっ!! 

いい音を立てたそのときでした。

切っちゃったああああああ!!!

わたしの叫びに、母も掃除機片手に、

あらららああああああああ!!!!!!

思わず言っちゃいましたね。ちょっぴんぴんや、これがちょっぴんぴんや!!! 
※とある作品で登場した言葉です。どうやら方言のようです。前髪が非常に短い状態。限りなくおんまゆ。

元来繊細なたちでして、かつては深田恭子ちゃんにように切りたかったのに美容院でこけしにされたことがショックで涙を流した自分ですが、さすがに年齢によりタフになったのか、出てくるのは爆笑のみ。

笑い過ぎて声がでませんでした。サイレントで母娘爆笑。

今年一番どころか、人生でもベストテンに入るほど笑いましたよ。サウナ状態で汗の玉を浮かべるヘロヘロ状態だったこともあるとは思うんですが、あほみたいに笑いまくりで呼吸も怪しい。

で。

結果として、いつもひとつにまとめているためか、前髪にかたがついてましてね。多少ふんわりしてますが、かわいい木村カエラちゃん風おんまゆ状態ではなく、整髪剤なしでもオールバック、やっぱりいとうあさこさんなのですわ。ほぼ変化なし。髪をほどくと、おかっぱ。麗子像そっくり。

よかったのか、悪かったのか。

はさみはよく確認しようと思いました。びっくりしたー。


ということで、つばさ文庫応募作の近況も。

あれからぜんぜん書いてません。気分がもう乗らなくてね。ぜんぜん乗らない。相変わらずミシンか草抜きばかりよ。
まだ完全に応募をあきらめたわけではないのですが……

いままで自主企画皆勤やコンテストの締め切りをモチベーションに、書かなくちゃ、はよう書かねば、と自分を追い込んで(というほどでもないけど)物語を完成させていたのですけど、そうなると、「書く」こと自体を楽しんでいるわけじゃないのです。

物語りを想像することは好きなのですが、文字に起こすことが苦手、よくわからない、思い通りに書けない、ストレスフル!! きぃぃぃぃ!!!

でもですねー。

やっぱり楽しく書いている作品は読者にも伝わるんですよね。生き生きしているというか、作品に魂がこもっているのです。それにくらべて、私はなんかー…、楽しいとはちがうなー……、て。

面白い話を読むと自分も書いてみたくなって、が書き手になった動機で、それはいまもあるのですけど、実際書き出してみると、ぜんぜん書けない自分の現実を見ることになり、がくーんと落ち込んで……

それがいやで、ダラダラと書きはじめずにいるばかりでして、締め切りとかないと結局書き出さず……のパターン。

というわけで、よほど「書きたくなる」までは書くのはやめようかなって思ったのです。こういうと、新作=こんなんがよほど書きたかったのか、てなるよなー…と自意識過剰なのですが、まあ、そんなかんじでして。

しばらくヨムヨム活動ばかりになるかなと。

まあ気分やなので、すぐに何かしら書いたりするかも。
そのへんは予定はゼロなのですけど、空想(妄想?)は好きなので、あとはちゃんと文字で表現できるかどうかなのです。

自分で「うへへ」言ってるぶんには、わざわざ文字にする必要も公開する必要もないけど、コメントをもらったり、やりとりなど交流は楽しいので、カクヨムで書くことをやめるつもりはないのです。けど、実力とのバランスが難しいところ。

主に映像が浮かんだり、あとは文章が浮かぶというか、語り手が頭の中でしゃべくりたおしてるんですが、いざ、画面の前で文章にしようとすると、語り手がどっか行って、頭真っ白になるんですよね。

どうしてでしょう、さっきまであんなにお喋りだったのにー!!

たぶんカクヨムをするようになって、いろいろ創作の知識も増えて、書き方に意識が向いたので、考えすぎなんだろうとは思います。が、まあ、書けねーときは書けないね、うん。

というお知らせと、ぱっつん騒動の小話です。
今回無駄に長いですね。誰か読んでいる人いますか、このノート。
ハロー、お元気?? アナタイイヒトネ。

新作に興味を持っていただいて、応援や励ましがあったにもかかわらず、やる気喪失気味で申し訳ないです。
つばさ文庫に応募したいけど、無理かなって雰囲気なのです。

と、いいつつ、しれっと応募するかもですけどね……

魔王のやつが5万文字くらいなので改稿して出そうか、と計画してたりもするので。ただ、何も動き出してないだけで。日がどんどん過ぎるばかり。もうお盆も近いのね。

愚痴になりました。皆さんの活躍はもう、すっごく応援していますので、今後もよろしくお願いします。

15件のコメント

  • 前髪は災難でしたね。
    ちょっぴんぴん。その言葉が出てきた作品、たぶん自分も知っているやつです。今回タイトルを見て、「んんっ?」って思いましたもの(^_^;)

    筆が乗らずに、書くことができない。自分もよくあります。
    そういう時は無理して書くよりも、気持ちが回復するまで書かないことが多いですね。気持ちが乗らない時に書いても、話が面白いかどうかわからなくなってしまいそうですし。

    どうか今はしっかり休んで、書きたいと思ったら、また書いていってください。
    投稿されたら、その時は読みにうかがいます。
    無理をしないで、楽しみながら頑張りたいときに頑張ってください(∩╹∀╹∩)
  • ちょっぴんぴん、あれですよね、あれ(笑)
    ノート開く前から「こりゃあ竹神さんもしかして前髪やっちゃったのでは」と思いましたよふふふ。

    小説は書きたい時に書くのが良いですよね。プロになれば違うんでしょうけども、好きなようにのびのびやれるのがやっぱり楽しいですよ。私もう楽しいやつしか書いてませんし(笑)

    でも、締め切りがあると焦るのも事実。

    竹神さんのお話、大好きなので、のーんびり待ちますよ。ミシンしたり読んだりして刺激受けまくりましょ。ほら、私もミシンばっかりですけど、スミスミシンとか、カフェの手芸おばさん達とか、そういうところに活きてるから。ね?(笑)

  • 大騒ぎでしたね。
    なんだか、高校生の時に、髪をアニメみたいに、赤くそめようとしたら、
    金髪になってしまい(とてもきれいな金色でした)、泣きながら美容院に行ったことを思い出しました。
    その時は黒にもどして、
    高校を卒業してから、すこし赤い系の髪で、都会に行きました。
    自分でそめたのは、一度だけです。

    わたしは母の髪の毛を月に一度は切っていますが、
    自分の髪は切ってくれないし、
    なかなか1000円カットまで行けなくて、
    前髪は前から自分で切っていましたが、
    最近は、後ろの髪も、ポニーテールをしたまま、ザクッと、5cmぐらいは、切るようにしています。
    ポニーテールできる髪の長さのままです。

    最近、ツインテールに挑戦をしてみたのですが、
    なんか、ぴょんぴょんして邪魔なので、やめました。

    プロの作家さんでも、プロットを細かく先に書くと書けなくなる人とか、画面の前になるとダメで離れる人もいるようです。
    わたしの場合は、長時間、小説を読む以外で、パソコンに向かう気がないので(パソコンが熱くなるので1時間ほどで、30分以上パソコン休みですし)
    浮かんだ時に、携帯のメールで軽くシーンや設定を書いておいたり(ワードに書けない時でも、携帯のメールなら書ける時があるのです。なにも書けない時は、調べ物や推敲をしています)、
    紙に書いておいて、
    勢いがある時に、集中してワードで書くというか。
    でも、そんなに集中はしないので、3分で、ネットを開いて調べものをしたり、小説やブログを読んだりして、
    でも、1日の予定というか、何時にはパソコンを終わらせるとか、決まっていますし、
    そこは、厳しくして、でも、元々気持ちは重く、ネガティブになりやすいので、
    今回は、楽しむことを意識して、できるだけ軽い気持ちで、書きました。

    人それぞれ、個性があると思いますし、小説の書き方の本なども、同じタイプじゃないと意味がないこともありますし、
    チエさんらしく、生活をしていてくださいませ。
  • タイトルを見て、すぐにアレかと思いました。と言うことはと、何がおきたかドキドキしながら読んだのですが……災難でしたね(;^_^A

    気が乗らずに書けない事ってどうしてもありますよね。自分も同じ理由で、去年のカクヨムコンに出そうと思っていた作品が未だに……
    元々趣味でやっているものですから、楽しい状態の時に書くのが一番だと思います。もしも気分が乗って続きを書かれたら、その時はまた読ませていただきますね(#^^#)
  • なんと、今川ちゃんが、ここに(笑)

    災難でした……(^◇^;) 
    でも、髪は伸びます。ダイジョブね。

    気持ちが乗らないときって、ありますよー。
    待ってると、また「書きたいなぁ」と思い始めるとおもいますよ。私がそうです。

    前は「書けば書くほど巧くなる」気がして、めっちゃ書いてましたが……。
    今は、「書けば書くほど課題がみつかる」感じで(^_^;

    私も、課題がみつかるたびに、「……ここは、ちょっと休憩してから」と自分に言い聞かせています。

    歩き続けることは出来ても、乗り越えるときは、力が要るので。
    その力は、溜めておかないと。
    ……と、自分に言い聞かせています。今は、力を溜めているんだー、と、本ばっかり読んでます(笑)

    また作品を公開されたときは、伺いますねー!

  • 無月弟さん
    そうですそうです、あのちょっぴんぴんですよぉぉぉぉ!!!
    まさか自分がこうなるとは。わたしだと可愛さゼロでなんだか江戸時代の小僧みたいな前髪ですけどね。まいった。

    ありがとうございます。話は思いつくんですが、いざ書こうとすると気持ちが入らず……、むぅ。しばらくはゆっくり……て、今年の目標は書く習慣を身につけることだったのにっ。ま、まあ、気持ち第一でヨムヨムでカクヨムを楽しみます。
  • 宇部さん
    はい、やっちゃいましたよ!!!
    これこそ、ちょっぴんぴんやな、て。もう見事にちょっぴんぴん。

    趣味ですからねぇ。そりゃあ、大ヒットしてお金が貰えるなら遠慮なく頂きたいわけですけど、趣味ですからね……。なぜ楽しくないのか、じゃあ、もうやめとこう……となりまして。

    ありがとうございます。私、宇部さんの文章がとにかく理想でして。じろじろ見て研究してるんですが、そうそう盗めるもんじゃないですねぇ。うふ。

    で。そうなんですよー、ミシンとかガーデニングとか、そういうのが役に立つときがくるかもしれないですから。なかなかどう物語に組み込むのかわかんないんですけど、ひょっと役立つときがある……はず。


  • 桜月さん
    え!!! 赤い髪ですか、オシャレ―!!!
    ちょっとイメージがなかったので驚きましたよ。

    私も十代のときに大人な茶色にしようと思ったのに、田舎のヤンキーみたいな、いかにも田舎もんが不良になったみたいな、だっさいかんじになってしまい。「おいらは黒がいちばんだな」とよーくわかりました。

    創作本の読みすぎなんでしょうね。ま、まあ、ああいうのを読むのが好きなんですけどね、なんだかデキる気がしてくるので。で、実際は出来ないんですけど。

    書きたい気持ちはあるのですが、なんだか思うように書けなくてやめちゃうんですよ。楽しむことはものすごく大切だと思います。昔は趣味で熱中することが多かったんですが、最近はふわふわして集中力もなく(だた老いただけかも)、なんだか楽しくないなー、て。

    思いついているネタはたくさんあるので、いつか気分良く小説に出来るときがくればいいなと思います。

  • 無月兄さん
    フフフ……、そう、あのちょっぴんぴんですよ。やっちまったよ☆

    楽しさがいちばんですものねえ。なんだか「書く」ことより、応募することや、交流がしたくて、なんとか話を用意してたんですよね。なので、原点に戻ろうかと(ちょっとカッコイイことを言ってみる)。

    今年のカクコンのことも気になってるんですよ。この雰囲気だと今年はヨム参加かなあって。それはそれで楽しそうですけどね。☆うんぬんの気疲れはなさそうで。
  • 武州さん
    見つかってしまいましたね。そうです、今川ちゃんに……しかしあちらはピチピチの十代、こちらは……(遠い目)
    そうです、髪は伸びる。うん、ノビルヨ。

    そうなんですよ。
    上達したくて、そのためにはどんどん書かないとと思ってたんですが。
    なんだか欠点ばかり目がいって。書いては消し書いては消し……

    無理して書いても楽しくないですし、嫌々書いているのを読んでもらうのも申し訳ないなあ、と。いまは力を溜めて……
    ありがとうございます! こういう交流があるからまた何か書きたくなるんですよね!! 
  • チエさんの作品、マイページの新着に出ていなかったので、驚きました。
    たまたま、自主企画のサイトのフォロワーさんを見ていたら(なぜか、ふと、引き寄せられるように見ていました)、チエさんのがあり、そこからチエさんのところにきたら、新作があるという、運命です。

    そういう奇跡的なことは、時々あるのですが、
    そもそも、わたし、この企画は〇〇だから無理
    と思い、エッセイ、あらすじぐらいしか読んでないのに、
    チエさんにたどりつく運命があったのです。

    〇〇だろうから、読まないほうがいいかな
    という気持ちもあるのですが、
    縁があるなら、読むべきなのでしょう。

    というか、書くのが速いですね!!
    すごい!!!!!!
  • またまた、こんばんは。

    小説を読んで、すぐに蝉だと思い、「さすが!!」
    と思ったのですが、「オスがメスを呼ぶために鳴くよね?」
    って、思って調べて、
    気持ちが冷めてしまい、
    コメントに、
    「すぐに蝉だとわかったよ。でも、残念なお知らせです。メスは鳴かないの」
    と書いたあと、
    これだけだとなんかなと思い、
    「ということは、男の娘?」
    と書いたのですが(メスだと鳴かないので、オスにするしかなくて)、
    他の方々が、ものすごく褒めているのを読んで、
    「あー、たまにあるけど、わたし、空気読んでないなー」
    って、反省して、
    こちらに書きました(だって、お世辞で褒められても、わたしなら、うれしくないもの。そういうの、なんとなく、ウソだなって、わかるもの)。
  • 再びあらすじを読みました。
    男女の話かと思っていたら、性別は、書いてなかったです。
    チエさんの作品にも、性別は書いてなかった気がするので、
    「あたし」は…。
  • 桜月さん
    プロットを読んだときは、無理かも―……と思ったのですが(明るい話を書きたい気分だったので)、蝉の生涯(?)が浮かびまして、あとは心が挫ける前に書いて公開して寝ました。

    最近はあーだこーだ、書き方や構成などで悩み始めてしまうので、もうそういうのなしでノリと勢いだけです。企画の盛り上げ隊員としては、これでいいかなって。気負うのやめました。

    蝉、オスしか鳴かないんですね…… (;゚Д゚)

    ま、まあ、最初は男女の恋話にしようと思っていた(しかし蝉は蝉)のに、元気な蝉になって、なんだかもう、オス蝉でもね、いいんじゃねっていう内容なので、結果オーライかと。

    普段からあまり男女を必要以上に分けて考えるのが好きじゃないので(自分が女性的な人間ではないので)、ジェンダーフリーな作品ということで……
  • あ、新着出なかったんですね。そういうのあるみたいで。
    私も新着表示なくてレビューなどで「え、新作だ!」と気づくことあります。
    あと未読表示にならなくてフォローしたのに見つけるのに苦労するとか……
    エラーなんでしょうかね。こういう仕組みよくわからないけど。
    そんな中、読みに来てくださってありがとうございます。
    いや、オスしか鳴かないとなってからのほうが、小説として幅が広がった気がするので……(笑)
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