ご覧いただきありがとうございます。千歳叶です。
この度、『観月異能奇譚』の本文が10万文字を超え、同時に物語は一つの山場を超えました。
〈九十九月〉の密偵という役目はいったん終わった律月ですが、まだまだ謎はたくさん残っています。新たな出会いによって生じる疑問もあることでしょう。
ひとまず、律月は喫茶店〈オアシス〉に向かうことになります。店主・昭人は彼女の敵か、味方か――その判断も、見届けていただきたいです。
そして、素敵なイラストを紹介させてください。
こちらのイラストは、羽鳥さん(https://kakuyomu.jp/users/Hatori)に有償リクエストで描いていただいたものです。この場を借りて御礼申し上げます。
羽鳥さんもカクヨムコンテストに参加されておりますので、参加作品を紹介させていただきます。
『竜世界クロニクル』https://kakuyomu.jp/works/1177354054894409037
大ボリュームの王道ファンタジーですので、じっくりお楽しみいただけます!
音島律月、〈オアシス〉の新人店員。常に無表情のその顔からは何を考えているかは読めない。……何も考えていないかもしれないが。
――とある常連客の呟き