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筑前筑後通信(226)物書きとしてのレベル上げが必要 の巻

ど~も、筑前筑後です。

アルファポリス「第三回歴史時代小説大賞」が始まりました。

過去二回に比べ、レベルが上がっている印象を受けます。
これはジャンルの為には良い事ですね。うんうん。

僕の順位は、前々回に比べかなり上位にいます。
皆様の応援のお陰ですよ。
本当にありがとうございます!

引き続き、お願いします!
http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/

「天暗の星」
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/194112485/

「異・雨月」
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/877089268/


さて、筑前。

ちょっと弱音。

最近、危機感を覚えています。

「このままでは駄目だ!」

という危機感です。

さらなるレベルアップが必要だと、今回のコンテストで確信しました。

・練り込んだストーリー。
・躍動感ある展開。
・深みがあるセリフ。
・豊富なキャラクターレパートリー。
・心情と情景を書き切る描写力。

全てが足りない!
全てが足りない!

自分が目指す時代小説に、全然辿り着けません。
ここらで初心に戻り、一から修行のやり直しです。

藤沢周平、池波正太郎、司馬遼太郎、吉川英治、北方謙三、白石一郎や柴田錬三郎、佐伯泰英、青山文平、その他多くの時代小説家の作品を「スキルを学び取るつもり」で読み直しです。

レベル上げですね、レベル上げ。

どっかにはぐれメタルいないかなぁ~



そして、「朝日時代小説大賞」のプロットづくりをスタートさせます。

一応、幕末もので準備しています。
九州の架空藩。それが、福岡藩や久留米藩と絡みながら進んでいき、不平士族の叛乱で終わらせようかと。
タイトルは「志士の峠」が有力候補です。


あと、異世界ものも描きたいですが、それどころではないんですよね。
僕はまず時代小説なんで。


こんな挫折感を味わっている僕でも、「第三回歴史時代小説大賞」は走り抜きます!

エントリーしている作品も自信作なので、引き続きよろしくお願いします!!



で、話を変えて更新報告です。


「狼の裔~念真流血風譚~」
第五章 第五回 逸死隊(後編)を更新しました。


今回は、全編に渡って江上八十太夫のお話です。今までチラチラ出て来たキャラが、ここに来てピックアップされました。
また、第三章の「蒼い月」ともリンクしていますし、若干ですが「天暗の星」とも。
この辺りの構成は、僕のこだわりです。全ての因果が繋がっているという意味で。

また、厨二臭い特殊部隊も登場しました。

「逸死隊と申します。死すら逸して御家を守らんとする志を込めて」

むむむ、御家とは栄生か犬山か。

次回から、新たなステージで物語が展開していくので、ご期待ください。


で、江上八十太夫。
このキャラクターは「異・異月」の加藤楊三郎の存在が大きく影響しています。
楊三郎を書いたから、この八十太夫が出来たと思います。
またモデルとしては、福岡藩の倉八十太夫が挙げられます。
彼については、拙著「私本黒田太平記」の黒田忠之と黒田騒動関連の記事を読んでいただきたいのですが、彼は黒田忠之の側近で、前代未聞の出世が妬まれ、「黒田騒動」の原因の一端を作り、今でも佞臣扱いをされております。

そんな彼の名前を拝借しました。
なお、名前を拝借したキャラやモデルにしたキャラは他にもいるんです。
見つけてくれたら嬉しいですね♪


あと
「天暗の星」も第十回 遠雷を改稿終了です。

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