https://kakuyomu.jp/works/16816927862731214437/episodes/16816927862836298992どうも、櫻井千姫です。
今日から第二章。
今日あたりからいよいよ澪のパパ活ライフが本格化していくわけですが、
この話って、澪が抱えている闇みたいなものをちゃんと書きたいな、と思って。
10代でパパ活とか、そういうことをする子って、親を信頼していない子が多い気がするんです。
私もあんまり思春期の頃、親を信頼していなかったですからね。
この物語の主人公である澪は、母親を信頼していない。
澪の母親は、典型的なお受験に躍起になってしまったお母さん。
東京だと...もしかしたら地方でもそういう地域はあるのかもしれませんが、
私立受験が当たり前になっている地域では、時々こういうご家庭があったりします。
子どももその学校に行きたい、その学校目指して頑張るぞー!
みたいな感じだったら別になんの問題もないのに、
本当は、毎日勉強なんて嫌。友だちともっと遊びたい。小学校からの友だちと離れたくないから、私立に行きたくない。
そういう子だっていると思うんですよね。
「愛されないで母になる」では、わかりやすい虐待の形を書いたけれど、
これは、一見子どもを愛しているようで実は子どもから見たらとてつもないストレスになっていることをしているっていう、
とても曖昧でわかりづらい虐待の形を書こうと思ったんですね。
私の作品は、最初は割と、優しくていいお母さんが多かったんですよ。
でも途中から、いわゆる毒親、ダメ親、というものを書くのが好きになった。
子どもを過保護にして考える力のない大人に育ててしまった親や、
子どもに厳しくし過ぎて子どもが愛情を感じられずに育ってしまった...
そんな親子の形も書きましたねぇ。
澪の場合は、「隠れ毒親」とも言うのかなぁ。
新しい言葉を作ってしまった(^^;)
でも、結構小さい頃、お受験とかじゃなくても、大人に抑圧されてしんどい思いしてきたまま大人になった人って、結構多いですよ。
私もですけどねー。
というわけで、明日の更新も楽しみにしていてください♪