• に登録
  • 現代ドラマ
  • 異世界ファンタジー

「G’sこえけん」にかけた想いと応募作品について

さて、今回は、先日募集期間を終わり、現在、読者選考期間中である「第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト」への想いと、応募4作品について書かせて頂きたいと思います。

これまでにも、いくつかのコンテストに応募いたしました。もちろん、応募する以上、「賞をもらいたい」「評価をもらいたい」想いは常にありましたが、本コンテストはそれがより大きかったように思います。
それはまず第一に、選考委員に「蒼山サグ」先生がいる事!「ロウきゅーぶ!」をはじめ、「いえいえ、全然健全ですよ?」でありながら、ギリギリアウトの表現をされる方に、自分の作品を是非評価して欲しいからです!
もう一つが、特別審査員が、可愛い声をやらせたら天下一品な声優のお二方、「小岩井ことり」さんと「前田佳織里」さんだと言うこと。この方たちに、自分の作品で創ったキャラを演じて頂けるなら、作者として本望極まりないからです!

と、作家と言うよりファン目線も多い意気込みはこの辺りにして、各作品について述べたいと思います。

「ガールズユニット。とあるラジオ収録にて」
音声化作品。でも特殊なのは多分、自分の表現力では難しい。ならどうしよう?そう考えた際に思ったのは、「ラジオ番組」でした。でもそのまま可愛い子二人をトークさせても面白くない。じゃあ、ギャップを持たせて、ついでにミスリードさせよう。そう考えて、できた作品です。第1話でRENとAIが互いに名前を呼んでないのはそのためです。2話でギャップについて、「リスナーからの質問」という形で説明。3話で課題である「会話で生まれるドラマ」を描いたつもりです。過去語りなので、「生まれる」ではちょっとなかったでしょうか?でも、「ギャップに悩む」という身近にありそうな話で、親近感は持たせられた気がします。個人的にRENが昔話風に言うところは、キャラがいい感じに動いてくれた気がします。

「僕の心を離さない”天然おバカな”あの子」
声で萌えさせるキャラ・・・と考えた際、私が近年よく見ている「バーチャル」さんについて描いてみよう。と思って作った作品です。
というより、タイトルそのままな方がいたんですよ、私的に。過去形と言う事は、今は引退、卒業していらっしゃらないです。
その方にあった出来事をそのままではないですが、かなり参考にして作らせて頂いた作品です。
バーチャルキャラの世界は、まだそこまで確立されていない新規の分野です。それ故に敷居が低い所もあれば、周囲に右往左往させられることも多い気がします。その辺りに関する私の想いも込めた作品です。

「残念なラブコメ(「G’sこえけん」向け増補改訂版)」
今現在も公開中の拙作「残念なラブコメ」を、コンテスト仕様に改定した作品です。もともと、主人公が語り手となっているような作品なので、ちょっと変えて字数制限をクリアすればいけるかなと思い、作った作品です。・・実は、この主人公のイメージキャラが、上述のバーチャルの方だったりするのはここだけの話です。(実際の恋模様は、当然ながら知りませんよ?(笑
コンテスト仕様に向けて、「声優は基本的に1人~3人」という条件をクリアするため、各話話すのは3人までを意識しました。その結果、5話では、あるキャラの出番がまるまる無くなってしまいました・・ごめんよ。
この「話すのは3人まで」については、他の作品も意識して作っています。
また、ラストも、オリジナルでは作者の語りで終わらせましたが、せっかくプロの声優さんにやってもらえるならと言う事で、主人公の語りに変更しました。この辺を考えるのが楽しかったです。

「姉の友達はヘッドホンを外さない」
こえけんにささやくヒロインをもう一人だしたい。どんな子が良いんだろう・・とサムネをみながら考えつつ、「にしても、サムネの子可愛いなぁ。でもこのコンテスト終わったら出番ないんよなぁ・・」と思って閃きました。
「だったらこの子をヒロインにすればいいじゃん!!」
それともう一つ。このキャラのイメージが、特別審査員をなされるお二方の声のイメージに合うと思ったのもあります。ひょっとしたら、逆かもですが。
ヘッドホンをしていることもあり、「音楽好きなお姉さん」というイメージがありました。それを無理して崩すのはもったいない(と言うか字数制限的に難しい)。かと言って、幼馴染とか最初から近い距離感も何か違う・・・と思い、「姉と同い年の友達」という位置づけにしました。これならば、「弟くん」とも言ってもらえますしね!(笑
そして、ヘッドホンをつけているのにも、「ちょっとしたでも自身にとっては大事な理由」を持たせてみたつもりです。それが外されるまでを「ヘッドホン」さんの話としました。(後日談案もあるのですが、それはまた別の話だと思うので)

そして最後に、本コンテスト応募した作品全部で注意したことですが、直接的な「性描写」はしないようにしてます。これは規定にはありませんが、音声化作品にそういった表現があるとカテゴライズされてしまわないか?という懸念があったからです。しかも第1回のコンテストですからね・・
それともう一つ、「直接的じゃなくても、とり方によってはそれっぽく見えてしまう」表現に挑戦してみたいと言うのもありました。
今回の応募作では、「ヘッドホン」さんの一部セリフにそれを込めてみました。その辺りも意識して読んで頂けると、ますます嬉しいです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する