執筆活動を始めて、ある程度の時間が経ちました。書いてきたのは小説、エッセイ、ポエムといった、日々の思いや感情に寄り添うようなものばかりです。その時々で「書きたい」と強く思ったものを、自然に書き綴ってきました。
私の執筆活動において、特に意識していることは、感情をそのまま伝えるということです。感情をベースにした表現。それが、私にとって最も自然なスタイルです。その日何を感じ、どう思ったか。それを包み隠さず、正直に文章に表すことで、自分の気持ちを外に出す。そしてそれが、読んでくれる誰かに届けばいいと思っています。
知識を伝えることは、専門家がやるべきこと。私が書くのは、知識や情報ではなく「感情」そのものです。正確な情報を発信したり、教えたりすることは、私の書くエッセイや小説の目的ではありません。私はあくまで、感じたこと、心の中で揺れた思いを、文章に乗せることを大切にしています。
小説を書く時も同じです。物語の中で展開される出来事やキャラクターの感情は、私が日々感じている感覚や、これまでに得た経験から自然と浮かび上がってくるものです。もちろん、背景には知識が影響していることもありますが、それをあえて語るのではなく、私が感じた感覚を元にして物語を紡いでいきます。登場人物がどう感じ、どんな行動を取るかは、私自身が感じた「感覚」を基にしていることがほとんどです。
私にとって執筆とは、頭で考えるというよりも、心で感じたことをそのまま文章に表すことです。それは、小説でも、エッセイでも、ポエムでも同じです。私が日々、心の中で抱いている感情や感覚を、そのまま言葉に乗せることで、自分の思いを解き放つことができると感じています。
この執筆活動において、私が一番意識しているのは、自分の感じたことをそのまま表現するというシンプルな行為です。専門的な知識を披露するのではなく、あくまで「感情」と「感覚」を中心にして、自分の内面をさらけ出す。それが、私の文章に込められた本質です。
知識を語るのは、専門家の仕事。それよりも、私は自分の内なる感情や感覚を、言葉という形に変えていくことに、執筆の意味を見出しています。感情をそのまま伝えることで、読者にも何かしらの共感や気づきを与えることができれば、それで十分だと思っています。
これからも、私は感情と感覚を大事にしながら、執筆活動を続けていくつもりです。自分の思いを言葉に変え、それを誰かに届ける。このシンプルな行為を続けることで、自分自身も成長していけると信じています。感情と感覚を紡ぎ、伝えていくこと。それこそが、私の執筆活動の基盤であり、これからも大切にしていきたいことです。