ivi

@bokuranomori
2023年6月23日に登録

異世界ファンタジー

2023年11月15日
第37話投稿いたしました。
【第37話頼みごと】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330666946316248 こんばんは、iviです。第37話頼みごと　を投稿いたしました。騎乗訓練を終えた帰り道。いつもの階段前で、セロはケリーに頼みごとをします。「馬の本を貸してほしい」珍しい頼みごとに、ケリーは理由を尋ねます。理由を話すには、遠征について触れなければならない。セロは躊躇いますが、ヴェルーカのためにも正直に話すことにしました。ヴェルーカが変わってしまったのは、遠征がきっかけになっているのではないか。ヴェルーカが暴れるのは、エダナの死が関係しているのではないか。お互いに辛い記憶を呼び覚ますことになり、気まずい沈黙が訪れたそのとき。ケリーの口から、ついに本音が語られるのでした。
2023年11月9日
第36話投稿いたしました。
【第36話兄弟騎士】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330666635943799 こんばんは、iviです。いつも通りに騎乗訓練を終えて、いつも通りにヴェルーカの手入れをしようとしていたセロは、ふと桶に入れていたはずのタオルがないことに気が付きます。彼がタオルを手に戻ると、そこには見知らぬ騎士の姿が。いつもなら相手がいなくなるのを待つところですが、今日は後の予定が詰まっていて時間が惜しい。仕方なく、セロは自分から声をかけることにしました。セロの挨拶に、気さくに答えてくれる少年騎士。このまま何事もなくヴェルーカの手入れが終わるかと思いきや、少年から予想外の言葉をかけられて……？
2023年11月3日
第35話投稿いたしました。
【第35話ヒント】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330666311002999 こんばんは、iviです。第35話ヒント　を投稿いたしました。ヴェルーカの騎乗訓練を終え、大浴場で体の汚れを落としたセロ。ようやく一息つけたと思いきや時間差で落馬のダメージが襲いかかります。痛みから意識をそらすためにヴェルーカとの訓練をふり返りますが、馬が豹変する謎は深まるばかり。一体、ヴェルーカは何を抱えているのか。その問題解決の糸口はすぐ足元に転がっているのでした。
2023年10月26日
第34話投稿いたしました。
【第34話特訓】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330665901697336 こんばんは、iviです。第34話特訓　を投稿いたしました。騎士の訓練場に来て二日目。ついに、騎乗訓練が始まりました。昨日とは打って変わって大人しいヴェルーカ。セロは馬の背に乗って丸馬場を周り始めますが……。セロとケリーの前に立ちはだかる、新たな壁とは。
2023年10月19日
第33話投稿いたしました。
【第33話似たもの同士】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330665532215979 こんばんは、iviです。第33話似たもの同士　を投稿いたしました。丸馬場からヴェルーカを連れ出したケリーとセロは厩舎裏の野原までやって来ました。最初は鼻息を荒くしていたヴェルーカも、ケリーと一緒に見慣れた場所へ来たからかようやく落ち着き始めます。一方、セロの心は穏やかではありませんでした。彼は、なぜ丸馬場にいた騎士に対して攻撃的になってしまったのか、理解できずにいました。自分でも理解できない自分。今まで気にもしていなかった自身の二面性にセロは嫌悪感を顕にします。そのとき。視線を感じたセロが顔を向けるとそこには、こちらを見つめるヴェルーカが。『馬は人の気持ちがわかるんだよ。』かつて耳にした言葉の通り、ヴェルーカはセロの心に寄り添おうとします。それぞれに傷ついてきた、セロとヴェルーカ。彼らはお互いに歩み寄ることができるでしょうか。
2023年10月16日
第32話投稿いたしました。
【第32話失われた誇り】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330665374060872 こんばんは、iviです。第32話失われた誇り　を投稿いたしました。旅立ちまで、一週間。ヴェルーカに乗れるようになるためにセロはケリーの指導を受けに行きます。しかし、そこで待っていたのはじゃじゃ馬と化したヴェルーカでした。初日にして大きな壁にぶつかることになった二人。彼らは、この壁を乗り越えることができるでしょうか。
2023年10月13日
第31話投稿いたしました。
【第31話強化訓練】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330665210402953 こんばんは、iviです。第31話強化訓練　を投稿いたしました。明日からの一週間で、すべてを片付ける。旅立つセロには、やらなければならないことが山積みになっていました。乗馬技術の習得に、旅の支度。そして、タークの今後について。セロは自分が学舎からいなくなった後のことを考え、タークの飛翔訓練の内容を大きく変えようとします。しかし。タークには、まだすべてを話していない……。タークは一週間後にセロがいなくなることを知りません。突然、訓練内容を変えたいと提案すればタークから怪しまれてしまうかも知れない。もう、早めに話してしまおうかと思うセロでしたが、まだ、そのときではない、と心が引き止めます。話す、話さない。打ち明ける、打ち明けない。正反対の思考の間で板ばさみになるセロ。ぐるぐると渦巻く思いの迷路で、彼は最適解を見つけることができるのでしょうか。
2023年10月10日
第30話投稿いたしました。
【第30話牛になった馬】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330665062811713 こんばんは、iviです。第30話牛になった馬　を投稿いたしました。ケリーを見送るために騎士団の訓練場までやって来たセロ。無事に送り届けることができたセロが帰ろうとしていたそのとき。「せっかくだから、馬を見ていかないか？」ケリーから思わぬ提案が。親友の案内に導かれて辿り着いたのは何の変哲もない、とある馬房。セロがそこで出会ったのは、一頭の小さな牛……!?
2023年10月7日
第29話投稿いたしました。
【第29話隠し事】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330664895022849 こんばんは、iviです。第29話隠し事　を投稿いたしました。セロを一週間で馬に乗れるようにして欲しいと、学長から頼まれたケリー。しかし、彼の心中は穏やかではありませんでした。セロはどうして、英雄の弟だと教えてくれなかったんだろう。セロは、オレのことを信じていなかったのか。オレたち、友達じゃなかったのか。ケリーは後を追って来たセロと橋へ向かいながら、この気持ちをまっすぐに、ぶつけてみようと決意するのでした。
2023年10月5日
第28話投稿いたしました。
こんばんは、iviです。第28話親友の名案　を投稿いたしました。学長と話をしてから、五日後。セロは再び学長室を訪れていました。どうやら、セロを指導する騎士が見つかったようです。担当の騎士との顔合わせが終われば、明日からはいよいよ騎乗訓練が始まります。学長から簡単な説明を聞いていると、騎士が遅れてやって来ました。杖をつく音とともに、足を引きずる独特な足音。緊張するセロに、学長が紹介した騎士は、まさかの……。
2023年10月2日
第27話投稿いたしました。
【第27話英雄の面影】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330664642719246 こんばんは、iviです。第27話英雄の面影　を投稿いたしました。バドリックから聞いていた通り、学長に呼び出されたセロ。事の経緯を説明する彼に、学長の鋭い指摘が入ります。なぜ、ジアンは学舎に帰って来なかったのか。噂の通り、学舎を裏切っているのか。それとも、何か事情があるのか。今も生きているのか、すでに死んでいるのか。居場所も生死も、何一つとしてわからない人間を探すと言うセロに、学長は「なぜ、そこまで拘るのか。」と尋ねます。そのとき。セロの口をついて出た、とある言葉が学長の閉ざされた記憶を蘇らせるのでした。
2023年9月28日
第26話投稿いたしました。
【第26話不穏な影】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330664429016914 こんばんは、iviです。第26話不穏な影　を投稿いたしました。いつものようにケリーの面会にやって来たセロ。しかし、彼は何やら上の空な様子……。様子が違う。話し方が違う。いつもと違う微かな違和感を感じ取ったケリーは何か悩みがあるのか、と訊ねますがセロは「何でもない。」と首を振り続けます。ケリーの心配とセロの強がりが拮抗していたそのとき。大広間に新たな面会者がやって来ました。しかし、その面会者は意外な人物で……。
2023年9月26日
第25話投稿いたしました。
【第25話芽生えた希望】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330664324326203 こんばんは、iviです。第25話芽生えた希望　を投稿いたしました。タークとの会話によって、セロはディノの継承に関する不可解な点に気がつきました。「乗り手が死ねば、ドラゴンも死ぬ。」「だが、ドラゴンが死んでも乗り手が死ぬことはない。」ジアンは死んだはずなのに、なぜディノは生還できたのか。そして、なぜセロは兄からディノを継承できたのか。考えれば考えるほど深まる謎を解くため、セロはかつての指導者を尋ねます。果たして、セロは絡まった過去を紐解くことができるでしょうか。
2023年9月18日
第24話投稿いたしました。
【第24話額縁の英雄】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330663900777585 こんばんは、iviです。第24話額縁の英雄　を投稿いたしました。ケリーから第二回大草原遠征の話を聞いたセロは、夜のホールへやって来ます。ドラゴン乗りの学舎の三階。そこには、英雄の絵がひっそりと飾られていました。兄の絵に悩みを打ち明ける、セロ。しかし、額縁の中の二人は何も答えません。セロがすっかり弱気になってしまったそのとき。帰って来ない彼を心配して、タークがやって来ます。英雄の絵に興味津々な様子のターク。そんな彼の放った何気ない言葉が、セロの運命を大きく動かすことに……。
2023年9月12日
第23話投稿いたしました。
【第23話第二回大草原遠征】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330663580339904 こんばんは、iviです。第23話第二回大草原遠征　を投稿いたしました。ケリーの口から語られる大草原遠征の記憶。なぜ、ケリーは腹と頬に傷を負ったのか。なぜ、クウェイとエダナは帰って来ないのか。あの日、大草原で何が起こったのか。ケリーの目で見た、遠征のすべてが明らかになります。
2023年9月9日
第22話投稿いたしました。
【第22話偽りの日々】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330663404747312 こんばんは、iviです。第22話偽りの日々　を投稿いたしました。ケリーと再会してから早くも二週間が経過しました。この十四日間で彼は見違えるほど元気になり、遠征前のように笑うことも増えてきました。いつものように、二人が穏やかな時間を過ごしていたとき。　「なあ、セロ……。オレさ、忘れないうちに全部話そうと思うんだ」突然、ケリーの口から予想外の言葉が……。これまで、お互いに触れてこなかった「あの日」の記憶。話すことを決めたケリーの覚悟に、セロは答えられるでしょうか。
2023年9月8日
第21話投稿いたしました。
【第21話再会】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330663355947564 こんばんは、iviです。第21話再会　を投稿いたしました。帰還者のリストに「ケリー・トナーズ」の名前を見つけたセロ。遠征軍が帰還した日から二週間が経過した頃、学生たちのもとへようやく面会の知らせが届きます。ただ一人生還した友達に、一刻も早く会いたいと願うセロ。しかし……。遠征から命懸けで戻った学生たちと、学舎に残った学生たち。それぞれに負った心身の傷が癒えていない今、面会を拒む者も少なくない。そんな話を耳にしたセロは「ケリーも面会を望んでいないのではないか」「今は、そっとしておくべきかも知れない」と会いに行くことを躊躇うようになります。そして、ついに面会日を迎えた訓練終わり。面会時間は夕刻の鐘が鳴るまで。それなのに、未だ決心がつかない様子のセロ。一日の終わりが刻一刻と近づいていたそのとき。弱気なセロの背中を押す人物が現れます。
2023年9月5日
第20話投稿いたしました。
【第20話トナーズ】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330663199734086 こんばんは、iviです。第20話トナーズ　を投稿いたしました。傷ついた遠征軍の帰還によって遠征失敗が判明し、その事実が学生たちの心に暗い影を落としていました。長く重苦しい学舎の一日が終わりを告げようとしていた頃、竜舎前にいたタークのもとへ一人の青年騎士が帰還者のリストを持ってやって来ます。騎士から託された手書きの名簿には、タークの知らない名前が並んでいました。この紙を他の人にも回さなければならない。でも、そんな勇気はない……。なかなか踏み出せず、タークが名前の列に目を落としていたそのとき。彼の瞳が、見覚えのある名前の上で止まります。
2023年8月22日
バドリックのプロフィール
【プロフィール】名前：バドリック年齢：??歳性別：男所属：ドラゴン乗り【説明】西の地にある学舎のドラゴン乗りに所属していた。成績優秀な彼は卒業後も学舎に残り、現在はドラゴン乗りの最高指導者として活躍している。彼の班(通称：バド班)には学舎のなかでもトップクラスのドラゴン乗りが集っており、バド班に所属することを目標にしている学生も非常に多い。かつて、ジアン・オルティスも彼の班に所属していた。
2023年8月16日
第19話投稿いたしました。
【第19話帰還】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330662100854618 こんばんは、iviです。第19話帰還　を投稿いたしました。遠征軍が出陣してから一週間。いつものように、竜舎の掃き掃除していたセロの元へ、タークが大慌てでやって来ます。「遠征軍が帰ってきました！」タークの報告に、周囲にいたドラゴン乗りたちも大喜び。手を叩いたり、笑ったり、踊ったり。浮かれる彼らにつられて、セロも思わず笑顔に。ドラゴン乗りたちの喜びようを見つめるタークは、今にも泣き出しそうな顔になっています。タークがこらえているのは帰還者への感動の涙か。それとも……。
2023年8月15日
ルディアのプロフィール
【プロフィール】名前：ルディア・パイディアー年齢：17歳性別：男所属：ドラゴン乗り【説明】西の地にある学舎に所属する、三年生のドラゴン乗り。単独班でありながら、これまでに数多くの依頼をこなしている。迅速かつ丁寧な対応が、依頼者からの評判を集めているようだ。しかし、人間嫌いの彼は他班との合同訓練や協力体制を大の苦手としており、過去には同じ依頼を遂行していた学生を差し置いて、一人で解決してしまうなどの行動が問題視されることもあった。彼は学舎の情報網を掌握していると言われており、一部の学生たちから酷く恐れられている。学舎の裏側に精通しているとの噂も聞かれるようだが……真相は謎である。
2023年8月11日
第18話投稿いたしました。
【第18話パレード】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330661806248563 こんばんは、iviです。第18話：パレード　を投稿いたしました。昨日の回想から現実世界へ戻ってきたセロ。ぼんやりとしている間に、パレードの列は随分と進んでいました。セロは慌ててケリーを探し始めましたが、なかなか見つからずに焦りだけが募っていきます。そのとき、人混みの中から助っ人が現れます。セロはケリーたちを見送ることができるのでしょうか。そして、あの "約束" は果たされるのでしょうか。大草原遠征軍、遂に出陣です。
2023年8月10日
クウェイのプロフィール
【プロフィール】名前：クウェイ・エクトス年齢：21歳性別：男所属：騎士団【説明】西の地にある学舎の騎士団に所属している。後輩の成長を見届けたいと願う彼は、卒業後も特待生として学舎に残る選択をした。優しい性格の持ち主だが、やや心配が過ぎるところがある。そのため、周囲の騎士からは「過保護すぎる！」と呆れられることも。ジアンやレイと同学年である彼は、二大英雄が学舎に革命を起こす瞬間に立ち会った、数少ない学生の一人だ。四年前の大草原遠征の騎士団には選ばれなかったが、馬術の腕前は指導者からも信頼されている。同じ騎士団に所属していたレイ・ホートモンドについて人一倍、詳しいようだが……？愛馬は鹿毛の年老いた雄馬である。
2023年8月8日
第17話投稿いたしました。
【第17話招かれざる者】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330661654777805 こんばんは、iviです。第17話：招かれざる者　を投稿いたしました。地図を頼りに、ジアンの生家へ向かったクウェイ。西の地と北の地を繋ぐサンブレラ街道の先に現れたのは、森に囲まれた小さな家でした。空の英雄が生まれ育った故郷に忍び寄る "犬" たち。クウェイとオルティス家がついに対面します。
2023年8月2日
エダナのプロフィール
【プロフィール】名前：エダナ・イヴァ年齢：17歳性別：女所属：騎士団【説明】西の地にある学舎に所属する、三年生の騎士。優しくて真面目な彼女は、クウェイ班の紅一点である。同じ班に所属するケリーとはよく口喧嘩をしているが、仲が悪いという訳ではなさそうだ。愛馬に限らず、馬が大好き。しかし、競技会などの競い事はあまり好きではない。自由気ままなケリーに手を焼くこともあるようだが、持ち前のお姉ちゃん気質を発揮して、面倒事が起こらないよう陰ながら彼を支えている。愛馬は小さな牛柄の雌馬である。
2023年8月1日
第16話投稿いたしました。
【第16話クウェイの記憶】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330661285329261 こんばんは、iviです。第16話：クウェイの記憶　を投稿いたしました。ケリーへの伝言をきっかけに、セロと三年ぶりに言葉を交わすことができたクウェイ。しかし、セロの心は三年の時を経た今もなお、深い傷を残していました。兄を奪った魔界軍を恨むあまり、自身の命の在り方さえも見失いつつあるセロへ、クウェイは四年前の記憶を伝えます。遠征を明日に控えたクウェイが語る、四年前の真実。彼が"罪人"になったあの日の記憶が蘇ります。
2023年7月30日
ケリーのプロフィール
【プロフィール】名前：ケリー年齢：17歳性別：男所属：騎士団【説明】西の地にある学舎に所属する、三年生の騎士。いつでもどこでも元気いっぱい。とにかく楽しいことが大好き。明るくて気楽な彼は良きムードメーカーであるが、はしゃぎ過ぎて同じ班のエダナに怒られることが多々ある。馬場での訓練よりも野外訓練を好み、愛馬に乗って森を爆走することが大好き。木と木の間を縫うスラロームも、倒木をジャンプするのもお手の物。セロとは一年生の頃から友だちであり、ドラゴン乗りの訓練場を訪れては馬の話に花を咲かせているようだ。愛馬は若い芦毛の雄馬――グレイスターである。
2023年7月29日
第15話投稿いたしました。
【第15話対峙する者】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330661129953976 こんばんは、iviです。第15話：対峙する者　を投稿いたしました。セロがケリーと約束を交わしてから、早くも数週間が経過。遠征軍に選ばれた学生たちは、騎士・ドラゴン乗りともに強化訓練に追われる日々を過ごしていました。多忙のためか、ケリーが訪ねて来ることもなくなり、すっかり顔を見なくなった友達を心配していたセロ。『忙しくしているのだから、今は会いに行くべきではない。』『疲れているだろうから、今は休んでもらうべきだ。』そうして、セロがケリーに会いに行くことをためらっている間に、遠征はいよいよ明日に迫ります。このまま黙って見送るべきか。それとも、せめて顔だけでも出しておくべきか。迷いながらも一歩踏み出したセロの前に現れたのは、ケリーではありませんでした。遠征前日、セロが最後に会ったのは……？セロと対峙する者は誰なのか。ぜひ彼らのそばで見守っていただけますと幸いです。
2023年7月28日
タークのプロフィール
【プロフィール】名前：ターク年齢：15歳性別：男所属：ドラゴン乗り【説明】西の地にある学舎に所属する、一年生のドラゴン乗り。食堂のシチューが大好き。明るくて素直な性格だが、少し抜けているところがある。感受性が豊かで、他人に感情移入し過ぎてしまうことも。ドラゴンに上手く乗れないことを悩み、最近は同じ班の先輩であるセロと一緒に飛翔訓練をしている。一匹狼なセロとの距離を縮めすぎてしまうことがあり、持ち前の不思議ちゃんな言動で困らせる場面が多々あるようだ。相棒は茶色い鱗をもつ雄のドラゴン――チャチャであり、彼は親しみを込めてチャアと呼んでいる。
2023年7月27日
第14話投稿いたしました。
【第14話約束】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330661032707206 こんばんは、iviです。第14話：約束　を投稿いたしました。ケリーが遠征軍の騎士に選ばれたことを知ったセロは、昼休憩の合間に彼を尋ねます。遠征を控えたケリーは緊張することも、不安を感じることもなく、いつものように明るく振る舞います。そんな友達とは対照的に、セロの心は曇っている様子。浮かない顔をするセロに、ケリーは一つお願いをします。セロはケリーとの約束を守ることができるのでしょうか。学舎での昼休みをセロたちと一緒に過ごしていただけますと幸いです。
2023年7月24日
第13話投稿いたしました。
【第13話監視者】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330660884116327 こんばんは、iviです。第13話：監視者　を投稿いたしました。セロの飛翔を見ていたのは、タークや門番の学生だけではありませんでした。騎士団とドラゴン乗りの訓練場を繋ぐ橋の上。セロの過去に深く関わる、とある人物も彼の訓練を固唾を飲んで見守っていました。 "見守る者"か、それとも"監視者"か。セロと対峙する者が語る彼の過去とは。
2023年7月15日
第12話投稿いたしました。
【第12話セロの飛翔】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330660405284983 こんばんは、iviです。第12話：セロの飛翔　を投稿いたしました。セロにお願いをして、飛翔訓練の見学ができることになったターク。普段とは違う早朝の訓練場に、彼はわくわくが止まらない様子。待ち合わせの時間になり、相棒のドラゴン――ディノとともに現れたセロ。タークに見守られながら、彼らは訓練場を飛び立ちます。セロがいつも見ている景色。彼が兄から受け継いだもの。セロの飛翔訓練が始まります。
2023年7月14日
セロのプロフィール
【プロフィール】名前：セロ年齢：17歳性別：男出身：北の地所属：ドラゴン乗り【説明】西の地にある学舎に所属する、三年生のドラゴン乗り。とても真面目で、少々堅苦しい性格をしている。人と関わることを苦手としているが、なぜか一部の学生たちに好かれてしまうようだ（良い意味でも、悪い意味でも）。人目に付くことを好まない彼は、誰よりも早く起床して訓練を終えている。そのため、彼が飛翔訓練や剣の稽古をしている様子を見る機会は限られているが、ドラゴンの扱いは学舎の中でもトップクラス……との噂が目撃者たちの間で流れている。目立つことを極端に嫌う彼は、とある秘密を隠し続けているようだが……それを知る者は、今この瞬間も学舎の影に身を潜めている。春までは単独班だったが、現在は後輩のタークと共に賑やかな学舎生活を送っているようだ。
2023年7月12日
第11話投稿いたしました。
【第11話タークのお願い】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330660252393278 こんばんは、iviです。第11話：タークのお願い　を投稿いたしました。夜襲を無事に切り抜けた学生たちに待っていたのは休息ではなく、荒れ果てた学舎の片付けでした。夜明け前から掃除に追われたセロは、日が沈む頃になってようやく一息つくことができました。疲れてぼんやりしていたとき、彼はふとタークの姿をしばらく見ていないことに気がつきます。いなくなった後輩を探して辿り着いたのは、宿舎と学舎のに挟まれた中庭。セロはそこで、タークから一つお願いをされることになりました。かわいい後輩からのお願いを、セロは引き受けるのでしょうか。悪夢のような一夜を生き延びた二人が過ごす、ちょっとほっこりする時間を、そばで見守っていただけますと幸いです。
2023年7月9日
第10話投稿いたしました。
【第10話不死身の少女】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330660103883090 こんばんは、iviです。第10話：不死身の少女　を投稿いたしました。学舎の闇に身を潜め、壁の上から訓練場の惨劇を見物していた不死身の少女。夜襲の黒幕である彼女は、自らが放ったボスウルフの戦果に満足していない様子。期待を裏切られた少女が学舎を立ち去ろうとしたそのとき、一人の青年が彼女の前に現れます。漆黒の髪に、青い瞳。不死身の少女は、この青年に見覚えがある様子。不死身の少女と青年の関係は……？ "彼"の隠し続けてきた秘密が一つ、明らかになります。
2023年7月6日
第9話投稿いたしました。
【第9話：影を見据える者】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659943221333 こんばんは、iviです。第9話：影を見据える者　を投稿いたしました。学舎の壁の上に今夜の襲撃の黒幕――不死身の少女を見たセロ。四年前の大草原遠征でその名を知らしめた少女は、壁の上で高みの見物をしている様子。一度は不死身の少女への怒りに我を忘れたセロでしたが、タークの機転によって冷静さを取り戻します。再びタークと別れて、不死身の少女の元へ向かうセロ。彼は少女との喧嘩に、決着をつけることはできるのでしょうか。
2023年7月4日
第8話投稿いたしました。
【第8話新たな敵】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659844566025 こんばんは、iviです。第8話：新たな敵　を投稿いたしました。タークが侵入口を探す一方で、セロは学舎中を駆け回るブラッドウルフの討伐に手を焼いていました。学生たちをもて遊ぶように、逃げるブラッドウルフの群れ。終わりの見えない、魔界の犬との追いかけっこに嫌気が差す前に、また新たな敵がセロたちの前に現れます。次から次へと出現する魔界軍の魔の手。セロとタークは無事に再会できるのでしょうか。
2023年7月1日
レイのプロフィール
【プロフィール】名前：レイ・ホートモンド年齢：21歳性別：男出身：東の地所属：騎士団【説明】かつて西の地にある学舎の騎士団に所属していた。物静かな彼は群れることを好まず、基本的に一人で依頼をこなしていたようだ。なお、彼は単独班ではなく、当時同じ班に所属していた学生は現在も騎士として活躍している。ドラゴン乗りのジアン・オルティスと共に、それまでの学舎の方針に異議を唱えた彼は、その後、騎士団の指揮を取り、地上を脅かしていた魔界軍と果敢に戦った。魔界軍に関する任務以外にも、学舎に寄せられる依頼に答えるべく愛馬に乗って各地を駆け回る彼は、後に数々の功績を讃えられ、学舎内外の人々から「地上の英雄」と呼ばれるようになる。四年前の大草原遠征に参加した彼は現在、消息不明となっている。愛馬は白黒斑毛の小さな牝馬――ヴェルーカである。
2023年7月1日
第7話投稿いたしました。
【第7話：侵入口】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659681065562 こんばんは、iviです。第7話：侵入口　を投稿いたしました。ブラッドウルフの侵入口を探していたタークは、途中で二人の先輩ドラゴン乗りに出会いました。彼らと一緒に探索することになったタークは、中庭から竜舎の裏までやって来ます。なかなか侵入口が発見できず、焦りと苛つきが募る少年と、それをなだめる相方の少年。先輩たちが話し合う一方、タークは竜舎裏に掘られた排水路に興味を示します。濁った汚水にタークが見たものとは？今回の物語は、ちょっと怖いお話になるかも知れません。
2023年6月29日
第6話投稿いたしました。
【第6話：大先輩】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659586294812 こんばんは、iviです。第6話：大先輩　を投稿いたしました。ブラッドウルフの襲撃を受け、恐怖と混乱の渦に突き落とされたドラゴン乗りたち。宿舎を飛び出した彼らの前では、悪夢のような世界が口を開けていました。一方そのころ、ブラッドウルフの侵入口を探すために、セロと別れて探索に向かったターク。怖がりな彼は、この長い夜を生き抜くことができるのでしょうか。
2023年6月29日
ジアンのプロフィール
【プロフィール】名前：ジアン・オルティス年齢：21歳性別：男出身：北の地所属：ドラゴン乗り【説明】かつて西の地にある学舎のドラゴン乗りに所属していた。誰に対しても友好的で温厚な性格をしていた彼は、仲間たちから親しまれていたようだ。騎士のレイ・ホートモンドと共に、それまでの学舎の方針に異議を唱えた彼は、その後、多くの学生たちを導き、地上を侵略していた魔界軍と果敢に戦った。魔界軍に関する任務以外にも、各地の町村から寄せられる依頼に向き合い続けた彼は、その数々の功績を讃えられ、いつしか学舎内外の人々から「空の英雄」と呼ばれるようになる。四年前の大草原遠征には参加しなかったが、遠征失敗が判明する前日の夕方、ドラゴンに乗って飛び立ったのを最期に消息を絶っている。相棒は青い鱗をもつ雌のドラゴン――ディノである。
2023年6月27日
第5話投稿いたしました。
【第5話：血の狼】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659488667444 こんばんは、iviです。第5話：血の狼　を投稿いたしました。今回のお話から、物語が少しずつ動き出します。学舎の平穏な日常に忍び寄る影。かつて二大英雄が抑え込んできた魔界軍の魔の手が再び脅威となって現れます。地獄と化した学舎の夜をセロたちは生き抜くことができるのか。彼らの戦いを見守っていただけますと幸いです。
2023年6月26日
第4話投稿いたしました。
【第4話：友達】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659414244364 こんにちは、iviです。第4話：友達　を投稿いたしました。タークの訓練を終えたセロは、宿舎前の木陰で一休みします。息つく間もなく訓練に勤しんでいた彼は、ようやく訪れた束の間の休息に少々、油断している様子。そんなセロに忍び寄る者が……。第4話は訓練外のセロの様子を切り抜いた物語になっております。真面目な彼を振り回す、新たなキャラクターの登場です。
2023年6月25日
第3話投稿いたしました。
【第3話：飛べないドラゴン】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659365695004 こんにちは、iviです。第3話：飛べないドラゴン　を投稿いたしました。今回のお話はセロとタークの訓練の様子がメインになっています。学舎に入学してから、季節は早くも夏へ。それなのに、まだ思うようにドラゴンに乗れないことを悩むターク。周囲との差が開いていくことに焦りを覚えた彼はある日、同じ班の先輩であるセロに助けを求めます。はじめて後輩を持ったセロは、タークとの関わり方に悩みながらも、彼の抱える問題に真剣に向き合います。なぜ、タークのドラゴンは飛べないのか。ぜひ皆様も、セロと一緒に解決の糸口を見つけてみてください。
2023年6月24日
第2話投稿いたしました。
【第2話：青い目のドラゴン乗り】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659315653959 こんにちは、iviです。第2話：青い目のドラゴン乗り　を投稿いたしました。第1話に続きまして、第2話は物語の重要な役割を担うドラゴン乗りのセロと、その後輩タークの日常から始まります。真面目すぎるセロと、ちょっと不思議ちゃんなタークのやり取りを、こっそり覗いていただけますと幸いです。ぼくらの森では主にセロの視点で物語が進行して参りますが、登場人物全員が誰かにとっての主人公になれればいいな、と思っております。 Pixiv様と同じ話数を投稿するまでは、毎日投稿させていただきます。拙い文章ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
2023年6月23日
はじめまして
はじめまして。 iviと申します。本日(2023/06/23)から、カクヨム様のサイトにて「ぼくらの森」というファンタジー/冒険小説の投稿を開始いたしました。拙い文章ではございますが、今後も精進して参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。また、物語の進行に合わせて、近況ノートにて登場人物をより詳しく紹介して参ります。個性豊かな登場人物との冒険を楽しんでいただけましたら幸いです。第1話はこちらからご覧いただけます。【第1話：プロローグ】 https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16817330659279196526