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自主企画で割愛した駄弁り

最近話題になる作品、全体的に登場人物の平均年齢高くないですか? そう思いながらも自分の作品を振り返ってみれば、自分と年の近い人物の方が書きやすい。というか、思春期の思考回路が思い出せない。私自身は大してフレッシュでもなかったと思いますが、なんかこう、もっと尖った所があったような……。
冲方丁先生がシュピーゲルシリーズを「最後のライトノベル」としたのは、年を取るにつれて若者の感性や考え方が分からなくなっていくから、みたいな事をどこかで言っていたと記憶していますが、今手元の『ライトノベルの書き方講座』見たら別にそんな事は書いてませんでした。
閑話休題、自分では昔と変わっちゃいねえと思いながらも、意外と感性は変化していくものなのでしょう。わざわざ思春期以前のカオスを思い出しながら書くよりも、作者自身が共感しやすい年代の人物を中心に据えた方が楽なのでしょう。誰かが言っていた「読者・視聴者の高齢化」もあるんでしょう。でもねえ。私はそういうの特に興味ないんですよ。むしろ、忘れていた子供時代の心を思い出させてくれるような作品が今は読みたいんです。
というわけで、よろしくお願いしましたよ。


みたいな文を考えていたが、なんやかんやで没。
実は私が書く文章の内、一番配慮して書いているのが自主企画の文言である。人に伝える言葉は極力誤謬をなくさねばならない。何度か自主企画を主催して、その難しさを痛感した。逆に一番やりたい放題しているのは作中の文章。解釈は読者に丸投げしているから。
これ創作論の方に書いた方が良かったかなあ。まあいいや。オチはない。これは物語ではないので。

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