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雨降りと真夜中の本屋

春といえば、何でしょう。

ある時、2年連続で推しキャラ2人がそれぞれ爆発して、一時生死不明になった際は、そういう季節なのだと推しの無事を願ったものですが(ちなみに2人とも無事でした、良き)、今年はどうやら違いました。
恋です、そして愛でした。
憎しみと殺意が半端なかった12月と1月、そんな感情をぶっ飛ばしてくれた恋。
そんな中で一目惚れし、美しき激情に身を任せたくなった愛。
ただいま激烈乙女モード、きっといつかは黒歴史。
とある漫画2作品(ちょっと愛に片寄っているけんども)どハマリ中、黒本です。

今回の作品、声優の斉藤壮馬さんのエッセイを読んでいる時に浮かびまして。
現在放映中の『佐々木と宮野』に三話で沼落ちし、気付いた時には原作と関連書籍、ドラマCDほぼ全て買い揃え、その際に、エッセイが棚に並んでいるのを発見。
発売してたのは知っていたけれど、何となく買ってなく、壮馬さんの文章読みたいなとかごにポン。
小雨の音が耳に届くような心地好い文章。
牛乳とポカリの話が好きです。

なんかこう、雨と本に関わる話を書きたい
あと吸血鬼もの書きたかったから絡ませたい

とか考えてちょこちょこ書いている最中に──『薔薇王の葬列』にも沼落ち。
アニメを見ていてとあるキャラに一目惚れしてしまい、気付いた時には書いている最中の物にも、どぶどぶ詰め込んで。
薔薇王をお読みになられた方なら分かるでしょう、彼です。
オープニング終わった後の原作コミックの週替わりCMで大人姿見てずっきゅんでした。何だあのイケメン最高か?
原作は最初、アニメ終わってからにしようかと思ってたんです、まだちょっと『佐々木と宮野』に集中してたいし。
だけどある日、某レンタルショップに行った母親が、借りてきちゃったんです。
「最新刊だけなかったけど、15巻までは全部あったから借りてきたよ」
「お母様……!」
そしてドボンです。最高。
結局全巻買いました。ノベライズの方も。
悶え苦しみときめきそして涙止まらず。
ごちそうさまです。

薔薇王、連続2クールやるみたいで、4月になれば一目惚れした大人の姿を見れる上、まさかのかなり好きな方が演じるそうで、楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで仕方ないこの頃です。
早く4月にならんかな(いや自作の宣伝は)。

黒本聖南








































気にせんといてくんなまし。






































































もーもー語りたくてしょうがないのです!!
バッキンガム公爵かっこよすぎない!?
ただでさえ好きだったのに10巻から狂おしさ半端ないんすけど!!

ちょっとネタバレしてしまったらすみません。

薔薇王の原作が3or4巻まで出てた頃にレンタルショップで見掛けて、その時は、『乙男』の人の新作かー、面白そうだなー、って裏のあらすじ読んで満足しただけだったんですよ。
数年後、うちの母親がスマホのアプリで漫画をよく読むようになって、その時にそこで薔薇王読んでたらしく、面白いよーとは言われてたんですけど、漫画は紙派なので、いやいいと断りやした。
そしたらまた数年後、アニメ化するとのことで、とりまアニメ見て判断しよっかなと思ったら──最高なんですね、これが。
原作からカットされてる所もあるにはあるけども、それでも絶望感なり、ドロドロ感なりがすごく良くて、原作読んでない時は、この演出いいなってのがあったり(読んでからは違いを楽しんで)。
で、多分4話だと思うんすけど、オープニングの後に流れたCMにずっきゅん来て、
「おかんおかんおかん、あのイケメン誰ねぇ誰っ!」
「……ん?」
分からなかった母親。読んでから少し時間が経っていました。
まぁいいや、見ていたらその内出るだろって思ったら、次の5話でとある少年が出るのです。
一目見て分かりました──絶対あの時のイケメンだ!!
弟や息子の可能性もなくはないのに、成長したらあのイケメンになるんだと信じて疑わず。
バッキンガム公爵とのこと(6歳の時に襲爵されたそうで、登場時で10歳頃)で、すぐに調べたら、やはりあの時のイケメン。
しかも、そのちょっと前に大人になられた時の役者さんも発表されていて、その方なんと杉田智和さん。
銀さんやジョセフ、兎原君など、たくさんの役を演じられてきた方で、かなり大好きな声優さん。
このイケメンの口から杉田さんの声が出るのかとテンション爆上がりに。
ちなみに子供時代は杉山里穂さんという方で、『波よ聞いてくれ』の主演をされていた方なんですが、かっこよさもありつつ可愛さもあり最高なんですよね!

もー気になって仕方なく、画像検索したり、バッキンガム公爵のウィキペディア見たりとしてたんですけど、なんか不穏な言葉がちらつくんですよ。
裏切り、処刑。
『薔薇王の葬列』、シェイクスピアの『ヘンリー六世』『リチャード三世』という作品を原案に描かれたらしく、この二作も、史実を元に書かれたそうで。
バッキンガム公爵は、リチャード三世を裏切り、その末に処刑されてしまうとのこと。
なら、薔薇王も? とちょっと心配になりつつ、いやとりまアニメ楽しみにしてようと思っていたのに、語りまくったせいか15巻まで借りてきてもらったと。

一気読みしましたさ。
10巻、表紙になってるだけあり、凄まじかった……。
それからの展開がもう本当に最高で最高で。
だからこそ余計に怖いのです。
どんな最後が待っているのかと。
ちょっとビビりながら読み進めていくのですが──14巻のラストで、一気に安心できました。
この人は裏切らない。いや臣下としては裏切っているけども、違かった。
きっとこの人なら助けてくれる。リチャードにあんな最期を迎えさせないだろうって。

そして15巻も読み終わり、最新の16巻買いに行こうかと考え、つい、ネタバレを見てしまい……。
一週間ほど迷った末に、結局買って読みました。
辛い。
泣きながら頁を捲るしかなく。
でも、救いもあった。
その救いが何よりも尊くて、これを読めて良かったと心底思います。

何度も何度も読み返しながら、4月を楽しみに過ごすこの頃です。

……ちなみに、ファンブックも出まして、書き下ろし本当に最高でした。
なんかもうそれしか言えないっす。
薔薇王ガチでおすすめです。ドロドロ愛憎劇好きな方は是非読んでくださいまし!

2件のコメント

  • リアルな愛と、恋ではなかったw

    楽しそうで何よりです
    ♡(=´∀`)人(´∀`=)♡
    うえーい♡
  • リアルよりもフィクションなのです
    桃色ムフフはちょっとまだ私には早いっす
    (年齢的にはそろそろやばいんですけど)

    ありがとうございます!
    白熊にもお星様付けてもらったみたいで、
    身辺落ち着いてきた上、この前友達と
    梅を見に行ったので、そんな話を更新できたら
    と思います! お楽しみに!
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