四部当初のプロットでは翠蝶が子どもを産むのは初夏から数か月が経ったのち、司午屋敷でという予定でしたが
「いやどうせ年忌で神台邑に行くんならそのときに産ませればよくね? 神台邑のシーンをよくばりセットで全部ぶち込んでしまった方が良くね?」
と更新間際に天啓が降り、その修正をしていたので最終話の更新が若干遅れた、という楽屋事情になっております。
おおむねプロット通りに運んでいるシリーズですが、思い返してみると翠蝶だけは
プロットから外れた動きをしようとすることが多く、なんだか「翠蝶に見張られて書かされている」感じがする第四部原稿でした。
不思議な力というものはあるのかもしれませんね。