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ネタバレ風味のざれごと(最新話情報注意)

四部当初のプロットでは翠蝶が子どもを産むのは初夏から数か月が経ったのち、司午屋敷でという予定でしたが
「いやどうせ年忌で神台邑に行くんならそのときに産ませればよくね? 神台邑のシーンをよくばりセットで全部ぶち込んでしまった方が良くね?」
と更新間際に天啓が降り、その修正をしていたので最終話の更新が若干遅れた、という楽屋事情になっております。
おおむねプロット通りに運んでいるシリーズですが、思い返してみると翠蝶だけは
プロットから外れた動きをしようとすることが多く、なんだか「翠蝶に見張られて書かされている」感じがする第四部原稿でした。
不思議な力というものはあるのかもしれませんね。

1件のコメント

  • 誰も読まない補記として書き残すならば、翠蝶は四部中盤で麗央那を北方へ送り出すとき

    >「争いは、回避できるかもしれない」

     私の希望的観測を、翠さまは部分的に否定した。

    「できるかもじゃなくてやるのよ。夢の中のあたしにはできたんだから」


    と言っていますがこれは明確に嘘です。
    夢の中の翠蝶は一度も為し得なかったことを麗央那に託したというのは本編の通り。
    作者としては翠蝶はここで嘘を吐く人間ではないはずと思っていましたが、その想定を外れ彼女はここで堂々と嘘を吐きました。
    ここも当初のプロットから翠蝶が勝手に動いた感じがあり、それがあの終盤にバシッと繋がったので本当に不思議な感覚でしたなー。
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