今時のどこか冷めた人生を生きるだけのサラリーマンの青年。その前に顔も知らない親戚のおばさんが金髪の少女を連れて現われる。 　そのおばさんは、少女を引き取ってくれないかという理由…

　六月十四日――。 　その日に隕石が落ちてから、物語は動き出す。 　主人公の中学生の少年は隕石が落ちて以来、一年近く同じ夢を見続けていた。それは自身の両足に秘められた使い方を示す…

　幽霊が見え、茶色の髪という身体的特徴を持っていたがために孤立していたアタシ。 　そのアタシが小学校三年生の遠足で出会ったのは、幽霊の子猫のカープだった。そして、カープを拾った日…