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硬派なハイ・ファンタジーをいつも求めている

んですよ。

転生転移なしという条件で企画を立ち上げたのは良いものの、同じ日本人の方であろうとも、要項を読んでいただけないという可能性も考慮しておいた方が良かったのやもしれません。
憤ること甚だしいのですが、条件違反作品の参加履歴に私のかんがえたさいきょうのハイ・ファンタジー企画()は絶対に並びたくないし、矜持を汚された気持ちになるので、企画自体を削除する方向で固めておりますこと、ご承知いただければと思います。
いやあ、大事でしょ、創作の矜持ってやつは。ごめん相当怒ってる。

ついでに言うとライトノベルの軽さもあんまり肌に合わない体質であったりはしますが、読むことは読むんですよね。何だろう、流れは面白くても、登場人物の言葉遣いとかノリとか軽さ、記号乱舞、鍵括弧重ねで引っかかっちゃう。展開がシリアスすぎてバランスを取るためにコミカルなのもいい緩衝材になるなっていう気付きはあるんですけれど、そこはいっそどん底に突き落としてくれた方がいいショックを貰えるので……だいたい『ペルディード・ストリート・ステーション』と『氷と炎の歌シリーズ』のせいですね。罪深い。『氷と炎の歌』に関しては、続きまだですか。


『ウィッチャー』、『アラルエン戦記』、『宝石鳥』、『スチーム・ガール』、『風の名前』、『カドルステイト物語』。挙げたように、現在進行形で枕元に積んでいる本が物凄く多いんですが、来る11月23日のコミティアでSirdianna第一章と第二章の改稿、製本版を頒布するので、そっちの準備の方に心を持っていかれています。物の準備は殆ど終わっているのですけどね。
ウルトラ見切り発車の『酒場「竜の角」へようこそ!』に関しては1話3000字程度とSirdianna本編よりも分量が軽いので、しれっと更新できるとは思いますが。一人称視点の転移ものにしたのは、私の個人的な好みと挑戦です。言うなら、テンプレへの悪意。ついでに付け足すなら息抜きです、何にも考えずに書ける。
何も考えずに書けるのも、Sirdiannaで世界観の基盤を固めておいたので、それを流用できる、っていう理由からだったりしますが……

4件のコメント

  • 🐾
  • 初めまして。橘 月と申します。
    今回の自主企画に『災悪の魔法使い』という作品で参加させていただいております。
    参加条件を読んで
    『地の文が硬派』
    『登場人物も硬派な言い回し』
    と言う二点で、参加するかしないかずっと迷っていました。
    というのも、私の作品は主人公二人の一人称が交互に現れる文章だし、
    軟派ではないものの硬派な言い回しかと言われればそうでもないように思えるからです。
    内容だけは決して軽いものではないのですが、プロフィールの欄で理不尽や不条理。希望が好きというのを拝見しまして、参加させてもらうかと応募してしましました。
    が、期待外れだったときは申し訳なく思いますので、さくっとフォロー外していただければと思います。
    参加してしまった後に近況ノートを読みまして、今更すごく申し訳なくなってきました……すみません。
  • 橘月さま
    はじめまして。
    翻訳ファンタジー系列の硬派を求めているかたちではありますが、その辺は個人の印象もありますので、多少幅が広くても何にも問題ありません。
    一人称視点が硬派ではないという定義もありませんし(例に挙げたドラゴンラージャは主人公一人称で結構軽いんです、後半から重い一人称へと変化しますが)、私自身、話がするっと入ってくれば割と何でも読む人間なので٩( ''ω'' )و
    ここで言い訳するのもアレな話ですが、私の中の期待については、別方向のベクトルが幾つか存在しており、且つ作品に対しては相対的ではなく絶対的な芸術品として捉える傾向があるようですので、安心して頂ければと思います。すごく抽象的だなこれ。
  • 返信ありがとうございます。
    ちょっと安心しました。
    久遠さんが好きな物語の中で私が読んだことのある作品は『はてしない物語』だけでした(でも、同じ作者の『モモ』と言う作品が、私は好きです)。
    むしろ、他の作品が気になりましたので、時間のある時に図書館に行って借りて見ようと思います。
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