バルバルさん

　入試が憂鬱な俺こと善真は、空に向かって隕石よ降れと言った。 　そして出会ったのは、空き地に大の字になって寝転がる少女。 　そんな少女こと茜は、世界が嫌になり空から隕石を呼びよせ…

石笠地蔵。その地蔵様の頭の笠を動かすと、恋人ができるという。 なので僕は、その地蔵様の笠を動かした。 そして僕は、胸を高鳴らせる相手に出会えて…… （自主企画に寄せて書いてみま…

４行でみんなを唸らせろ！　参加作品。 あまり書くとネタバレになりますが。 キスは、出来ません！

短歌の秋応募作品 秋と言えば食欲。短歌にはやっぱり食べ物を乗せたいよね！と思います。

ここは世苦亡の宿。行き方を知らなければ行くことのできない宿 ここの従業員は皆人外ばかり。この宿に囚われた、人外ばかり。 宿の人外たちはお客様の○○をもらい、お客様は癒しを得る。 …

　図書館に行った際、料理など作らないのに料理の本を手に取ることなどないだろうか。 　私はよくある。食べることが好きだから、料理の本を読むことで食べた気分になるのだ。 　今からあな…

異世界を旅する人が読んだ俳句。それを弐拾句集めてみました。

人は「夢」を何故見るのか 老若男女問わず、なぜ夢を持つのか。 そんな昔書いた詩を掘り起こして貼っておきます。 夢を見ることは素晴らしい。 だから夢を与える存在を夢見たんだ。

藤間遥は日々、魔法少女としてダイアークと呼ばれる世界を蝕む悪と戦っていた。 そんなある日、灰色の交差点へと迷い込む夢を見るようになって。 これは、魔法少女が見た夢のお話。 ～～…

凍結魔法が食肉を保存する技術とされていなかった時代に書かれた論文。 （異常論文です！　この技術はこの世界では確立されていません）

【純文学】貴方の純文愛の「断片」をください【赤入れ可】 という自主企画に向けて書いた純文学作品……を書いているうちに、思ったことを集めたらこっちを投稿したほうがいいともい、投稿さ…

X72　ナイトの星からやって来たヒーロー、ナイトマン。彼はこの星を離れる前、シェアハウスしていた人にこう言った。 「実は僕、人間じゃないんだ」 （第12回空色杯参加作品）

ここはどこだろうか。目を覚ました三人は、果てない海の前にいた。 その海に、無性に入りたくなっていく。 これは、男女と少女が、還るお話。

白い蛇は夢を見る。三人の少女の夢を見る。 一人は、器量よしで気の強い少女の終わりの夢。 一人は、神主に恋する、祈祷師の終わりの夢。 一人は、人あらざる者を視る少女が終わる夢。 そ…

俺はクラーム。ただの農民。 日々、生きる糧を作り、細々としながらも充実感をもらえる生活をしているただの農民。 そんな俺の頬にある日、あざが現れた。でも、これが俺の運命を変えるよう…

ジャックと死神。二人は深い仲の恋人で、お互いのことを想い合っている。 だが、ジャックは天国にも地獄にも行けない中途半端な存在なのを気に病んでいて…… そんな二人の、とある祭事の夜…

ヴィルはワーンハイム家の執事。 グランはワーンハイム家の騎士。 騎士と執事、二人はかつて付き合っていた。その時間は幸せなものだった。 だが、グランの都合で、二人は別れることになる…

大谷十蔵の血族が、次々と惨殺されていった。 その容疑をかけられたのは一人の車いすの青年。 そんな彼は、銃を持った男と一緒に自室にいた… という、お話

お酒好きなあなたは、飛騨金山の酒の蔵元へと向かったのだが、その途中の十字路で、謎の怪異に捕まって……？

あなたと友人の源雄二は、岐阜から飛騨金山の駅へ電車旅をしている。 飛騨金山の駅の前にはトンネルがあり、そこを通過したとき、あなたは... 飛騨金山での、忘れられない旅をあなたへ。

人間は、人を自分の意志で殺すと、二度と笑えなくなるという。 ならば、私はなぜ、笑っているのだろうか。 というお話。

恥の多い人生ですらなかった俺の人生。 そんな俺の前に与えられた異世界への誘い。 意味の無い人生を送るより、異世界へ行った方がいいのでは？ そこで再スタートすべきか、俺は悩むが……？

これは、様々なナマクビ達とその関係者の、ショートショート集。 一作でも、お気に入りな作品が見つかればこれ幸いです。 （自主企画・novel首塚参加作品）

―――俺は、女性が愛せないのかもしれない。 別に、男色家だとかそういうわけじゃないけれど、女性を愛そうと思っても、パズルのピースがはまらないようにしっくりこない。 そんなある日、…

某国の砂漠から石板が発掘された。 それが解読されたその日は、人々が秩序を忘れ怪獣となった日だった。 ゆっくりと、月が地上へと近づいているのに気がつけた人は、居なかった......…

色んな世界の、色んなキャラクター。 色んなキャラの、色んなセリフ。 それを集めてみました。 雑多に書いているので、その他カテゴリで。 セリフ集として使用する場合は一言あると喜びま…

これは、僕の創作に対する論調。 というほど堅苦しくはないけど。 「僕の中ではこういう風に創作に対し想ってる」っていうだけ。 他の人の創作に対する思いを否定する気は全くない。とだけ…

描きかけの地図に意味は無い。 描きかけの地図に意味はある そんな二人の意見のすれ違い

ひなさまこさまの歌。僕の故郷では歌われる時期が少しずれている。 そのわらべうたについて、僕は父から、父はその祖父から聞いた話…だという。 （カクヨムのホラーに寄せて、記憶から…

これは、昔やっていた不気味な番組の記憶。 もう一度見てみたいな。 （ほかに見た人がいらっしゃった！ とても嬉しいですが、この作品を消すのも違うと思うので、残しときます ただ、カ…

これは、本当だけど信じてもらえなさそうな話。 僕なら信じない。 （カクヨムのホラーに寄せて、記憶から引っ張ってきました）

これは、小学校低学年当時の僕が聞いた話です。 しにかみ。 死神 それについてのお話。 （カクヨムホラーに寄せて、記憶から引っ張ってきました）

これは、僕の始めての記憶……の辺りにある異物の話。 （カクヨムホラーに寄せて、記憶から掘り起こしました）

これは、僕が１０歳にもなっていない頃の話です。 （カクヨムホラー企画に応募するために、記憶の中から引っ張ってきました）

異世界にあるであろう、オリジナルの季語を使って俳句を作ってみよう。 そんな邪道極まった俳句を詠ませていただきました。 そして、異世界の短歌ってこんな感じかな？と思い、短歌も作って…

街を出ようクラブ。それは街から出て遠くへ行こうというだけのクラブ。 今日も夕焼け時まで遠くへ歩いて、家路につく。 そんな彼らを眺めるのは……とある、死にかけの宇宙人だった。

車に轢かれたら、0と1が支配する空間にいた。 何が起こったかわからなかったけど、そこで俺は、神様に等しい存在となった、父と出会った。 世界は二進数で表現できる。そう親父は言うけど…

私の彼氏はホストだ。 色んな女性に夢を見させるのが仕事のホスト。 そして口癖は「驚いたか？」な彼。 これは、私とこいつの、とにかく甘ったるい恋愛事情の一端である （てきすとぽい…

「リリー・エヴァリー。君との婚約は破棄する」 その言葉が広間に響き渡る。 リリー・エヴァリーは今日、婚約を破棄された……のだが、破棄を宣告してきた彼らの顔に、彼女への嫌悪感は無…

異世界で読まれた短歌たち。 こういう短歌も面白いよねって話。

短歌初心者が、全力で「味のする」「暗くない」をモットーに短歌を作ってみた。

（自主企画：同じ場所を舞台にした物語）に参加するために書いてみました。 これは、とある酒場で交わる人生、その様子。 それを、グランベルドの視点で見る。そんなお話。

　ここは、縁結びの宿とも呼ばれる、古い武家の家を改装した宿。 　そこで出迎えるのは二匹の猫。 　一匹の白猫は、来る客たちを品定めするかのように眺め。 　もう一匹の黒猫は、その傍に…

　その駅は、かつて無の海から生まれる神を、現世に移動させるための駅であった。 　だが、駅を管理していた老駅員の神が忘れ去られ消滅し、その役割も忘れられ、完全に失われた。 　だが、…

　前漢の時代、文帝と呼ばれる皇帝がいた。 　その時代は、群雄割拠が終わりを告げたばかりで、人々は疲れていた。 　そんな中で名君と呼ばれ、時代を安定させた文帝。だが、彼も不安と心配…

昔々。まだ世に魔がいた時代。 天狗と人の間に生まれた子がいた。 その子は川の神に大人の姿をもらって……

2月14日。世界は終わる。それを認識していたのは、俺だけだと思ってた。 でも、もう一人、認識している人がいた。 その人の名前はタチバナ。 彼女は同じクラスの女子、そんな彼女に、2…

今回、「正しい紙の切り方」という小説を読ませていただいたので、せっかくなので感想文を書かせていただきました。 ちなみに、私の知る限り、この題名の小説本文は存在しないので、あしから…

とある宿で働く、半人半妖がいた。彼女は、胸に穴が開いたような、そんな空虚感を背負っていた。 とある会社に新人社長がいた。彼は、胸に埋められぬ空虚感を抱いていた。 これは、そん…

とある事務所に、呪いのビデオテープを預かってくれという依頼が飛び込んできた。 事務所の主はものすごく興味を持ち、嫌がる助手が買い物に出かけている間にビデオを再生する。 そのビデオ…