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フィクションを読んで思うこと。

 たまにフィクションを読みます。
読んでて「これはちょっと」と思うことがあります。
それは性的虐待に関係するような話が出てきた時です。
フィクションなのだから仕方ないと心の中で葛藤が起きます。
真実味がないとか、ありえないとか、実際に虐待を受けた者としての感情と、話として面白いことが重要なのだから気にしないでおくようにする虐待を受けてない人を演じようとする感情。
自分の受けた性的虐待は、どれくらい自分を傷付けているのか、その傷を他人にとやかく言われているような錯覚がフィクションを読んで自分を悩ますことがあります。
 でも、読めるのです。読める自分をすごいなと思います。
 

4件のコメント

  • いつも応援ありがとうございます。
    24日がバーバラさんのお誕生日と聞き僕の【生きてる証しが欲しいから】でサプライズ・バースデイを書きました。
    僕の感謝のしるしです。読んで頂けたら幸いです。
    これからも仲良くして下さいね。
  • こちらこそ、私の作品に沢山の★レビューをありがとうございます。
    サプライズパーティーを読ませていただきました。
    ちょっと恥ずかしかったですが嬉しかったです。
    私にとって一番読んで欲しい作品は、目に見える不幸がうらやましい、です。
    ちょうど、龍神さんにとっての、人間のかけら、にあたると思います。龍神さんとは育ち方が違い、甘いと思われるかもしれませんが、私の他の作品の根底にあるものです。
    出来たら、目に見える不幸がうらやましいの後でまた、他の作品を読んで欲しいです。そしてなるほど、と思ってもらいたいです。
    今後ともよろしくお願いします。
  • 今月の企画、同題異話の『飴と傘』に、その時たまたま目にしました幼児虐待を盛り込み、ショートショートを書きました。
    わたしなりに少しでも虐待を啓発し、目を向ける事ができたらと思いまして。
    わたしも子を持つ親として、「何かしら出来ることがあったらな」という思いから書いたのですが……。

    子供を題材にし、「虐待の現場の悲惨さを書いてないこと」「読後感をよく、暖かい終わりにしたこと」もあり、自分でも驚くほど読んでもらい、この後も何かしら発信できたらとバーバラさんのエッセーを読ませて頂きました。
    今の気持ちを正直に言えば、「わたしなどが軽々しく触れていい物だろうか」と考えてしまっています。
    わたしは父を早く亡くし、複雑な家庭環境ではありましたが、母には恵まれていましたから。
    きっと問題の本質に迫ることもなく、きれい事しか書けないのではと。

    これはわたしの心の持ちようによる問題であり、わたし自身で打破しなければいけない物ですから、バーバラさんのエッセーに何かしらもの悪い部分があったわけではないと、御理解ください。
    むしろ、わたしのような「その物事態の本質も知らない者」に、ことの重要性を考えさせただけでも、優れた作品だと思っています。
    よい作品を読ませて頂きました。ありがとうございます。
  •  私の人生を読んでくださってありがとうございます。

    久々に涙が出ました。
    真実をなかなか告げられない現実の世では「その物事態の本質も知らない者」に傷つけられることがたまにあります。真実を書いた私の人生に、事の重要性を考えてくださったのなら、本質を知ってくださったのだと思います。

    「目に見える不幸がうらやましい」は、なかなかコメントするのは難しい話だと思います。
    そんな中、帆乃風様からあたたかいコメントをいただき、とても励まされました。
    ありがとうございます。
    また、沢山の応援や★までくださり、ありがとうございました。

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