「和彦の恋」は、仕事中にふと思い浮かんだお話です。切ない、がんばれ和彦、と一人情緒を上下させて書きました。気持ちがこもっていて、一番書きたかった話でもありました。カメラが切り替わって同時進行的に色々な人たちの動きを見せるように、このときこの人物はこうしていました、という見せ方を意識しました。一方そのころ、ですね。
「台風一過」は以前ちょっとだけお名前が出ていたあの家族から始まります。本編に関係なさそうだけど実は関係あったのです、という感じで。あとは仔狸可愛いと過保護人外ズの印象を抱いてくれたら嬉しいな、という気持ちで書きました。
今後は更新ペースがゆっくりになると思いますが(さすがにカッ飛ばしすぎました)、応援していただけると嬉しいです。