• 恋愛
  • 詩・童話・その他

SF二篇を投稿しました

知っているひとは知っている、日本SF作家クラブさんが主宰するコンテストに参加した作品を持ってきました。
というのも、本日15日が最終結果発表だったのですよね。
一次通過作品には、選考したプロの作家先生からフィードバックコメントがいただけるご褒美がある、豪華なコンテストです。



①「ノアの旅」
去年の第一回に参加した童話です。
自分をつくったハカセに会うために、夜の町から昼の町へ向かうため旅に出るノア。旅の仲間である動物たちと交流を経て、失くしたものを取り戻していく物語。


『朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。』

この一文から始まる物語を一万字以内で創作します。
驚くべきことに、二次選考を通過しました。
私生活が大変な時期だったので、より印象深い出来事でした。



②「アクアテラリウム」
第二回に参加した作品。こちらは一次通過止まりです。
「人魚姫」をモチーフに、アンドロイドの青年と突然変異で生まれた珊瑚のキメラの異類婚姻譚を書きました。


『そうして人類は永遠の眠りについた。』

書き出し・書き終わり。どちらに使用しても良いということで幅が広がりました。私は冒頭に置きましたが、これを「終わり」に据えた場合、バッドエンド以外なくね? という気がしますが、眠りの解釈や扱いによって、テイストの違う物語が生まれてくる。そんな規定文です。


SFといえど、すこしふしぎテイストな、メルヘン寄りの作品です。
そんなライトなものでもSFとして許容してくれるコンテスト。ありがたい。
来年も開催されると思うので、また参加したいなーと思っているところです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する