こんにちは、あとみくです。
この度、「黒犬と山猫!」に、とても嬉しいレビューを頂きました。
レビュー
「唯一無二の関係・二匹だけの世界」(黒月禊さまより)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054899173206/reviews/16816700426817573827(「ネタバレあり」のレビューで書いていただきましたが、それほど具体的なものではないので、「黒犬と山猫!」を途中まで読んで下さっている方もぜひ!(>_<) )
黒月さまの近況にお邪魔するのもあれなので、この場でお礼を書きたいと思います!
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まずは…過日の誕生日の際にお優しいお祝いコメントを頂き、それから361話「イチャついている、馬鹿な二人」にコメントをいただきまして、あらためて、ありがとうございます。
っていうかね(いきなり言葉がぶっちゃけてすみません!)、あの361話にいただいた感想ね、そんなに長い文じゃないんだけど、でも、私には分かったの!「あ、伝わってる」ってことがね!!それはコメ返にも書いたんですが、あらためて何度でも言いたい!(しつこい!!)
何ていうか、たとえるなら、「ああ、この俳優さん、急にいい顔になったな」と思ったら、実はその時期に婚約が決まっていた…なんてこと、あるじゃないですか。でもその時の「いい顔」っていうのはまったく主観であり、計れるものでもないし、気のせいかもしれない。でも、何か、その理解で「合っている」。
そんな感じで、この「黒犬と山猫!」という作品の、奥の、深い層を流れる「二人の心情の変化」というのを、とらえていただいたと思うんです。それは、文脈や展開として、プロット的に「ああ、ここでこの二人はこういう関係になるのだな」という理解ではなく、「質感」「肌感覚」「温度」みたいなもので感じていただいたんだと思います。
この話は非常に主観的な物語であり、作者自身も、この「深い層を流れる二人の心情」というのを、つかめたりつかめなかったりしながら、「それでもこっちの方のような気がする…!」と、か細い光に向かって何とか歩いている感じです。
展開の面白さとか、萌え要素とか、ラブラブとか、実はそういうのも気にしたいんですが、あえてそちらから目を逸らし、「山猫は今『どこに』いるんだろう?」とアクセスを試みて書いています。
最近は、そのアクセスが、仕事や家のあれこれで途切れがちになり…それでも何とか今、新しい章をようやく書き始めております。
そんな中でこうしたレビューをお寄せいただき、それは作者として当然「嬉しい」「ありがたい」「心強い」「励まされる」がドンドンパフパフ爆発しております。
しかし、「深いところ」では、そういう「読者様へのお礼」というところじゃなくて、
あ、隣で見ていてくれたんだ…
という感じです。それは別に、「読んでくれてありがとう!」という形式的なことじゃなく、「~~していただいた」と謙譲語(?)を使うでもなく、ただそこに居てくれた、同じものを見てくれていた…
「黒犬と山猫!」の世界の中を、例えばVRのゲームのヘッドセット?みたいなのをつけて、バーチャル西新宿を歩けたとするなら、きっと『二匹』のそばに黒月さまがいらっしゃって、彼らの会話だけでなく、その奥までじかに感じて下さったんだなと、…それは作者からお礼を言うというのもむしろおこがましいような気持ちです。
…いやしかしながら…
その「状態」についてはお礼がおこがましいけれども、「レビューを書いて下さった」という行為についてはもう、いやというほどお礼を言わせてくださいっ!!!(うざくてごめんなさいっ!)
レビュー書くのって、いい悪いじゃなく、エネルギーがいります。自分が感じたことを言葉に起こすだけでも大変だし、そしてカクヨムの他の方が見た時にどうかとか、さらに作者がどう思うのかとか、ハードルが高い。
そこを、これだけ長文で書いて下さったということのありがたさよね!!!もはや私の人徳よね!!!(違)
しかもさらに嬉しかったのが、「まだまだ続いてほしい」なんて言ってくださったこと!うわーん、泣いていいですか!!!
っていうか、二巡してくださったって本当ですか。作者でも、通して読んでないよ(笑)ってかぶっちゃけ、最初の方、全然、語り口違いますよね(笑)えへへ、毎度新しい章を書くたびに、「なんか、初期の頃はもっと勢いがあったよなー。どんなだったかなー」なんて読み返すんだけど、本当にあの頃は取り憑かれたように実況中継してたので、とにかく文字に起こさなきゃ!ってな具合にじゃんじゃか書いてある。でも今はじっくり&ややぼんやりしてる感じもして、でも「いつまでも初期と同じ書き味ってのも不自然だし~?」と自分に言い訳してるけど…
…って、勝手に言い訳を始めましたよ、すみません!
…って、やだ、すでに長文?書きすぎ?もうそろそろ締めないとなの?うぎゃー、レビュー返信が下手すぎる!!!(;´Д`)
とにもかくにも…
何度か近況などで書いているのですが、公開する予定のなかったこの「黒犬と山猫!」を、書き始めから6年も7年も経って公開してみて、最初はただお小遣い稼ぎが動機で…(笑)
こんなこと言ってはあれですが、当初、この話を「読める」人はほぼいないだろうと思っていました。フツーにドン引きだし、意味不明だし、つまんないだろうし。何より「何が言いたいのか、何を表現したいのか、『分からない』」だろうし。
でも、この、核の部分の「階層」が確かに見えている方がいるんだというのは、以前のコメント、そしてこのレビューからひしひしと伝わってきました。伝わってなきゃ出てこない言葉だ、というのを、本当に感じます。
うん、それでやっぱり…「伝わってる人がいる!」っていう事実を、レビューでもって教えて下さり、本当にありがとうございます。「自分が救われた気になった」とのお言葉も、…えー、うわー、そうなんですね!!何だろう、感性が似ているところがあるんでしょうか、うはー、涙出てくる…(ノД`)・゜・。
評価されたということも嬉しいけど、ああ、こういう人って自分だけじゃない、自分の言葉が誰か、他の人に「伝わっている」っていう、そういう喜びがありますね。人間、孤独じゃないんだ…!
あー、もうっ、こんなことしてる場合じゃない!(←え)
続きを書きますっ!「二匹の」続きを書いてまいりますっ!!!(ノД`)・゜・。
というわけで、へにゃちょこなんですが、お礼とさせていただきます。
黒月禊さま、本当にありがとうございました!!!(>_<)