資料本について06『ヴィクトリア朝ロンドンの下層社会』『ロンドン貧乏物語』

『霧深き異郷にて ~ミァハニアンは泡沫の夢の如く~』を執筆した際に読んだ資料本の備忘録的な感想です。

ヴィクトリア朝ロンドンの下層社会 ヘンリー メイヒュー
ロンドン貧乏物語―ヴィクトリア時代 呼売商人の生活誌 ヘンリー メイヒュー

こちらの二冊も『05』にある『ロンドン路地裏の生活誌』の著者、 ヘンリー・メイヒューによるものです。
彼はイギリスの週刊風刺漫画雑誌『パンチ』の創設メンバーだったそうです。取材に徹していて、インタビューアーの感想はできるだけ排除している印象を受けました。おかげで取材対象の心情がダイレクトに伝わってきます。

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