十六歳で隣国から嫁いできた赤毛の少女が、その一年もせぬうちに夫を亡くして遺言に従い女王となる。前王の死に続いて、不審な死が次々と起こり、それは女王アーデルハイトがもたらしたものだと、周囲は怖れるために、女王の身の回りの世話をするのは、男であるユージンだけ。
そして、ユージンは、女王の呪いを知るただひとりでもあった……。
と、いうおはなしなのですが、恋愛に重点を置いた短編、といってもティーンズよりももう少しおとな向けのおはなしとして描いております。いわゆる、ヒロインとヒーローが紆余曲折の末に結ばれて幸せになりました！……なおはなしではありませんので、好みがわかれるところかもしれません。
ふだん、ファンタジーや戦記ばかりを描いている朝倉が恋愛を描いたらこうなりました？？いいえ、短編だからこそ、表現できるおはなしを書きました。
この他にもちょこちょこ短編を書きためているので、また折をみて更新していく予定です。ただし、どれも一癖あるようなおはなしですが。
基本的には一話完結の短編です。よろしくお願い致します。
また、さっそくのご高覧＆♡に、評価など、ありがとうございました！大事に大事に受け取っております。