最近の更新で難しいことをいろいろ書いたので、纏めて設定の補足をしようとおもいます。
こんなことを本編外でだらだら書いている時点で説明する力がないと言っているようなものなのですが……。
〇穢れについて
本編中の設定については主に「第9話:生膚断」にてとよ様が説明した通りです。
元々穢れや国津罪、生膚断という考え方は現実の神道に存在します。本編中の穢れは、生膚断を拡大解釈したものになります。
ちなみに、私の中の穢れというものの解釈や概念は小野不由美先生の「残穢」に拠っています。読んでいない方は是非。そして皆さんも呪われましょう。
その上で、「黒穢れ」「赤穢れ」は現実には存在しません。さも平然と書いていますが、私の創作になります。
〇タルパについて
タルパも現実にある考え方です。といってもオカルトな話なので、人によって捉え方はいろいろあるようです。Google先生に訊くと怪しいサイトがたくさん出てきます。
ただ、スピリチュアル界隈(そう呼称すればいいかも曖昧なのですが)では、能動的に創るイマジナリーフレンドという認識で大体は通っているようです。
本編の中では「第15話:「夕」」の中で語った通りの設定です。すでに知見のある方は引っかかるかもしれないのですが、作中世界ではそういうものと思ってください。
これは私的に整理するために書いてる面もあるのですが、私は「霊的に実在する自分だけの友人」をタルパと定義しています。
ちなみにこの考え方は郷内心瞳先生の「壊れた母様の家 陰/陽」に拠ります。
郷内先生は作家兼拝み屋なので、人以外の存在と関わる方々にとってタルパはそういう定義をされているのだろうと思います。
以上になります。
今後とも「ケガレ祓いの生箭日女」をよろしくお願いします。