雪音「ねぇ…お兄ちゃん。なんか落ちてる」
それは、真っ黒な塊。よく見るとヨレヨレの古びた白い文字が書かれている。
雪音「なんて書いてあるんだろ…」
その塊を覗き込み文字を読む。
『ヤット コウキュウ トレル』
雪音「文字…?異国の言葉なのかな…下にも何か書いてある」
『シッピツ デキル ヤスミ バンザイ ラムロト』
雪音「んーダメね。なんて書いてあるか分かんない…。でも、なんか長い眠りから覚めたような気持ちになってきたのなんでだろ?」
雪音は真っ黒な塊を放り投げた。
その塊はガラガラと音を立てて崩れていく。
以上、年明けてから片手で数えるくらいしか休めなかったラムロトでした。