風薫る五月、皆様いかがお過ごしでしょうか。
日頃より『うたかたの色彩』をお読みいただき、温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます。作者の或るいです。
本日、5月25日の夜九時半ごろ、本作の第6話を投稿させていただきます。
物語は、少しずつではございますが、主人公である水無月澪と東雲晶、二人の心の奥深くへと分け入ってまいります。彼女たちを取り巻く世界の色彩が、どのように変化していくのか、見守っていただけますと幸いです。
さて、読者の皆様に、この場をお借りして少しお伝えしたいことがございます。
実は、本日までに投稿させていただきました物語(プロローグから第5話まで)は、以前より私の中で温めておりました構想に、この度改めて筆を加え、皆様にお届けさせていただいたものでした。過去のスケッチに、新たな色彩を重ねるような作業でございました。
そして、本日投稿いたします第6話からは、まさに今、この瞬間の私の想いを乗せて、新たに紡ぎ出している物語となります。澪と晶、彼女たちの息遣いを、より近くで感じながら、一文字一文字、心を込めて執筆しております。
この新しい章から、物語の雰囲気がまた少し変わったように感じられるかもしれません。それは、彼女たちが新たな局面を迎え、私自身もまた、彼女たちと共に新たな一歩を踏み出した証なのかもしれません。
これからも、澪と晶が織りなす「うたかたの色彩」の世界を、より深く、より鮮やかに描き出していけるよう、精一杯努めてまいります。
皆様からの感想や応援が、何よりの執筆の糧となります。
今後とも、変わらぬご愛読を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
或 るい