たった数行レベルの事で何も出来なくなった。
浮かんでいたもの、アイデアが月旅行へ旅立ってしまったのか、そうなれば当然残るは虚無であり、繋げようにも繋がるはずもない供給不足。
共に月旅行へと旅立っていたら、悩む必要なんて無かったんだけどね? HAHAHA!
そんなわけで、才能がすかんぴんで存在しない事を理由に、今すぐ筆を折ることを選択肢に入れても良いだろう。
しかし、ここで一つ問題が生じる。
そもそも、才能と言う不確定要素(どちらかと言えば未確定かもしれない)、および概念として曖昧なものを前提から排除している私からすれば、『才能が無いから辞める』なんて、論理の破綻だ。HAHAHA!
なので動機としては、成り立たない訳だ。
では書いて投稿を続ける事が出来るのも才能か?
HAHAHA! それは才能と言う曖昧なものではない。
度胸・体力・教養等の混合物に過ぎないと私は考える…なお、今そのような事を思い付いただけなんだけどね? HAHAHA!
では、才能と言う次の動機はなんだ?
おそらくだが、自分の作品が面白くないのでは?…と言うのが過った瞬間、描いた世界、物語の時が止まり、登場人物達は人知れず静かに眠りについた…これまで描いた過去の記録を残して、あの朝の光が全てをかき消したかのように、葬られてしまったかのようだ…。
私の力及ばず、私の世界で生きる登場人物達になんて詫びればいいのやら。
詫びたところで届くはずもなく、ただ再び時が動くのを待つしかない…そう思うだけで悔しい、ただそれだけである。
書きたい、書き続けたい、私の描く世界で生きる登場人物達が発する息吹に活力をもらっていた私であった…が、しかし、今の私には素直に楽しむ余裕すらなくなった。
すまない…すまない…私は一旦筆をおく。
閃きが無くなった、見失った、私はいったい何処に向かえばいいのかわからなくなった。
こうなってしまった以上は仕方ない、読んでくれる人々に支えられ、PVの割には高評価と考えれば、私は幸せな執筆ライフを送れたと言うことに間違いはない。
結果、後悔はしていない…私は行動したのだから、もたらされたのだ。
胸を張ってそう言える。
そんなわけで、私は今から1ヶ月、更新を停止します。
もし、1ヶ月経っても閃きが月旅行から帰って来なかった、あるいは生成されずに浮かぶことすらなかったら、謎の引退会見のようなパフォーマンスをもって一幕を閉じることとなるだろう。
その先がどうなるか、私もわからない! HAHAHA!
そんな訳でここまで読んでくれてありがとう!
それでは皆様、また一ヶ月後にお会いしましょう。
goodbye!